今日はメルボルンを割と適当に歩き回ります。
ホテルのあるセントキルダはメルボルンでもビーチエリアとして人気なんだとか。ただこの時期、こちらでは冬が終わって春に変わる、くらいのお天気。
曇天なこともあってそれほど爽やかな感じがしないのが残念。遠くにはメルボルンのスカイラインが望めます。
しばらく歩いて行くと古びた建造物が。
ここは「ルナパーク」という遊園地。1912年開園で、ジェットコースターは開園当時から運行していて「世界最古」と言われてるそうな。
このあたりはダウンタウンからのトラムの終点で、カフェやショップなどが並びます。
ちょっと遅いですが、ここで朝食。
トラムで中心部へ移動。ホテル前に停まる96番のトラムは専用軌道区間が多くて意外と早く走ってくれます。ただ、片道運賃が5ドル以上するんだよね…。メルボルンの市内交通は1日の課金額に上限があって、往復分程度でキャップとなります。ただ、市の中心部はトラムやバスが無料となるゾーンが設定されているので、その範囲内であれば交通費がかかりません。これは宿泊先も中心部で探すべきだったかも。
メルボルンはビクトリア州の州都。ビクトリア州議事堂はツアーに参加すると無料で見学できます。
議会のない平日にツアーは催行されますが、この日は1日3回の設定でした。午後1時からのツアー参加のために30分間くらいに行ったら、自分の後の数名で1回の定員25名に達した様子。ツアー参加にあたってはパスポートなどの提示が求められます。
中央のクイーンズホールを挟んで…
左手には緑を基調とした下院。
右手が赤を基調とした上院です。なんか既視感があるなぁ、と思ったらコレでした。
イギリス国会議事堂に似てるんですよね。というか、こちらがウェストミンスター様式を取り入れてます、ってことなんですが。そりゃオーストラリアはもともとイギリスの植民地だもんなぁ。
議事堂見学ツアーは1時間ほど。外に出るとトラムが停まってたので乗り込みました。このレトロな感じの路面電車、メルボルンのダウンタウンをぐるっと一周してくれます。
メルボルンのウォーターフロント、ドックランズ地区で下車してみます。10年ほど前に出張で来た時にも寄りましたが、随分と整備が進んでいる印象、
中心部に戻り、フリンダースストリート駅へ。クラシカルな建物は1909年に完成したもの。
今では近郊路線が発着する駅ですが、発着本数は多く利用者も多いようです。出札窓口がレトロな感じ。
駅の向かいにはセントポール大聖堂があります。こちらも1891年完成という歴史あるもの。
内部も荘厳な雰囲気。
この一角にあるのがフェデレーションスクエア。
ビクトリア国立美術館の別館であるイアンポッターセンターがあり、オーストラリア美術に関する展示を鑑賞できるのですが、なんと入場料が無料。
その後はダウンダウン中心部をぶらぶらとお散歩です。
1869年に建てられたロイヤルアーケードも見どころの一つですね。
メルボルンの中心部には比較的大きなチャイナタウンがあり、中華料理やアジア各国の料理を出す店なども集まっています。
晩ご飯は結局ここで。香港なんかでよく見かけるファミレスみたいな茶餐庁を彷彿とさせるお店がオーストラリアにあるのか!
香港風のドリアを注文。炒飯の上にチキンがゴロゴロ入ったクリームソース、そこにチーズをかけて焼いたものです。ドリンク付きで17ドルはお値打ちでした。
フリンダースストリート駅やヤラ川の夜景やらを眺めてホテルへ戻りました。