へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

伊勢湾一周したらアレに出会えた話、その1:島伝いに鳥羽へ。

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6月の最初の土日、実は北海道に行く計画でした。「オールインクルーシブってどんなもんじゃ」と「クラブメッド北海道トマム」を予約していたのですが、北海道が緊急事態宣言に入ったことによりホテルが休業を決定。一泊2万ちょっとでお安く取れてたのに…。幸いなことに航空券も手数料ナシで払い戻しできたのですが、面倒なハナシになっちゃったのが「空港までの足代」。価格が暴落してた名鉄株主優待乗車券をセントレアまでの往復用として2枚購入しちゃってたんです。1枚は「レストランFLYING HONU」のファーストクラス利用のときにANAセントレアー羽田便を使って消化したのですが、1枚は余ったまま。そこで、名鉄で行ける「どこか」へ行こうと考えた次第。

 

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名古屋から名鉄特急の河和行きからスタート。

 

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車両は展望席付きのパノラマSuper。こんなのが普通の特急として普通な感じで走ってる名鉄って意外と凄いと思うんだけどね…。名鉄の特別席料金が360円ってのも絶妙です。これが500円と言われると怯みますが、360円だと「まぁコメダでコーヒー飲むより安いかな…」みたいな気になりそうだもの。

 

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展望席は20席。後列に行くに従って床が高くなる階段式でシートが並ぶので、後方に座ってもまぁまぁ前が見えます。

 

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名古屋からおよそ45分で河和駅に到着。

 

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河和駅からは名鉄線にほぼ接続するようなスケジュールで師崎港行きの知多バスが設定されています。

 

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ここからは三河湾沿いに知多半島を南下。

 

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約30分で師崎港に到着しました。

 

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ここ師崎港は愛知の離島である日間賀島篠島への拠点となっており、高速船はそれぞれの島におよそ30分おきに出ています。加えて両島へのカーフェリーもありますが、島には基本的に一般車は乗り入れ禁止なので、ほぼ島民向けといった感じです。

 

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ここからは日間賀島行きの高速船に乗ります。

 

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日間賀島まではわずか10分ほどの所要時間。

 

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高速船は諸崎から日間賀島東港→日間賀島西港というルートですが、今回は日間賀島東港で下船しました。

 

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港では島の名物の一つであるタコがお出迎え。

 

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東港前には島唯一という信号があります。島の小学生はここで信号について学ぶ、のだそうです。

 

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東港から西港エリアまで徒歩で移動。海沿いのルートが一般的ですが、内陸のほうを歩いてみました。意外とアップダウンある道だな…。

 

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のんびり歩いて2分ほどで西港エリアに着きました。こちらの方が宿泊施設や飲食店などが建ち並び、日間賀島としては「玄関」といったところ。

 

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西港にもタコのモニュメントが設置されていますが、少し西港のヤツとは違うのね。

 

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また、こちら側には駐在所があるのですが、コレがタコみたいな見た目なのも名物。

 

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西港にはかなり立派なターミナルも作られており、待合室や観光案内所、名鉄海上観光船のきっぷ売り場などがあります。

 

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日間賀島西港からは再度高速船に乗船し、渥美半島の先端の伊良湖岬を目指します。

 

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この航路は河和港が起点。そこから乗ってもよかったのですが、日間賀島に寄る時間を作りたかったんですよね。

 

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日間賀島を出ると、篠島経由で伊良湖岬へと向かいます。

 

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天気もいいので最上階のオープンデッキへ。名古屋中心地から2時間ほどで来れちゃうとは思えないほどの「観光地」感があります。三河湾や伊勢湾、ちゃんと景勝地なのかも。

 

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伊良湖岬までは30分ちょっとのクルーズ、意外と近いな。

 

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そういうわけで伊良湖岬に到着です。

 

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ここには客船ターミナルも兼ねた道の駅「伊良湖クリスタルポルト」があります。

 

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が、時期が時期だけに館内の施設は休業中。本来は飲食店や土産物店が営業してる筈なんですけどね。

 

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施設の扉にはこんな張り紙が。昨年頭、まだ「新型コロナウィルス」が中国で騒ぎになってる「遠い話」だった頃のものがそのままになっています。そんな時代もあったね…。

 

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灯台の方へ遊歩道を散策してみることに。サーファーが結構いるんですねココ。

 

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海沿いに遊歩道が整備されていて、なかなか快適。ここから太平洋の外海なので、割と波は荒れてます。

 

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ぐるっとまわって恋路ヶ浜まで。

 

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ここには飲食店の並ぶ一角があります。

 

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そろそろ昼食、といわけで「灯台茶屋」へ。

 

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ちょうど今が旬とのことなので岩牡蠣定食を注文しましたが、最初に大アサリ焼きが登場。大きいね確かに。

 

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続いてメイン登場。お刺身に生の岩牡蠣、デザートは渥美半島らしくメロンですね。

 

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それでこの岩牡蠣、その大きさには吃驚です。生かフライか焼きかが選べたのですが、生もいいけどフライや焼きも食べてみたかったかも。

 

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食後はお隣の「かわぐち」でかき氷。

 

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なぜ「日本で二番目」と称しているのかは謎ですが、旨かったのは確か。

 

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伊良湖港へ戻り、ここからは伊勢湾フェリーで鳥羽まで。

 

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伊勢湾は太平洋から名古屋港や四日市港などへ向かう船舶が多数通過するところですが、このフェリーはそこを横断する唯一の定期航路になります。

 

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船内は座敷席や椅子席などがあり、この手のフェリーとしては一般的な感じ。売店もちゃんと営業中でした。

 

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鳥羽に近づくと答志島などの島々の間を抜けていくような形に。

 

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鳥羽港までは55分で到着。

 

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鳥羽駅まで歩いて行きましょうか。