へんな旅ばかりしています。

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海外旅行再開!3年ぶりのタイへ。その9:バンコク最終日、航空ファン必見の最新スポットへ!

バンコク滞在6日目、いよいよ最終日となりました。夜のフライトまで観光?です。

 

スマホにインストールしてある「モーチャナ」アプリに通知が。「タイ到着5日目になったから自主検査の結果を報告してね!」とのこと。あ、そういえばキット渡されてたな…。タイの場合も自主隔離なんかのカウントは到着翌日が「1日目」みたいです。

 

パッケージを開けてみたんですが、説明書がタイ語のみ。これじゃ解らんぞ! 幸いなことに出発日前日に受けた愛知県の無料検査で同じタイプの検査キットを使ってたので、なんとかなりましたけど。

 

結果は陰性。これを写真に撮ってアプリ経由で送信、で完了です。

 

今日はまず、航空ファンなら一度は行ってみたいと思うであろう新スポットを訪問します。BTSでモーチット駅まで向かい、ここでバスに乗り換え。それにしてもまぁ、バンコクのバス停も随分「近代的」になったもんです。

 

goo.gl

 

で、やってきたのはタイ国際航空の本社です。

 

本社の目の前にバス停があります。バスの乗車する際に車掌さんに「タイ航空まで行く?」と聞いたら「No」とのお返事。バスの路線番号は合ってる筈なのにおかしいなぁ…と思ったんですが、どうも「タイ国際航空の本社に行きたい人」ではなく「タイ国際航空に乗りたい人」と誤解されたっぽい感じ。モーチット駅はドンムアン空港へのバスも発着するところですから、そこで外国人がそんなコト言い出したらフツーは「飛行機に乗りたい人」だと解釈するだろうな…。日本だって品川駅あたりで「ジャパンエアライン!このバスで行ける?」とか言ってるガイジンさんがいたら「あぁ天王洲のJAL本社へ行きたい人なのね」よりは「羽田空港に行きたいの?」と思うだろうし。

 

では敷地内へ。特に立ち入り制限などは行われていないようです。

 

入ってすぐに見えてきたのは航空機搭乗用のタラップ。

 

CAさんの看板がお出迎え。タイ語なんでなんて書いてあるか良くわかりませんが、とりあえず歓迎される感はあるので登っていきます。

 

タラップで2階へ…。

 

中に入るとB747のエンジンのスピナーが目に飛び込んできます。

 

フロアには一面、飛行機の座席が並んでいます。実はココ、もとはタイ国際航空本社の社員食堂。新型コロナで大きなダメージを受けた航空業界ですが、タイ航空も例外ではなく破産法による経営再建というプロセスを辿ることになりました。で、少しでも収入源を…という増収策の一環として「社員食堂を一般に開放」を2020年9月から開始した、というわけ。これがなかなか好評だったようで、開始当初のニュース記事の画像などでは一部にしかなかった旅客機シートのエリアが全体に広がっていました。

 

食事はカフェテリア方式での提供です。カウンターに写真付きのメニューがあり、希望する料理を注文票に記入。その注文票をキャッシャーに持参して支払うと呼び出しブザーを渡され、料理が出来たら通知が来るのでカウンターにピックアップに行く、といういうな手順でした。オーダーシートがタイ語のみだったりしますが、レストランのスタッフさんが親切に手伝ってくれますのでそれほど心配なし。支払いはクレジットカードも使えますが、1回の会計が300バーツ以上でないとダメだそうです。ちなみに、予約するとビジネスクラスやファーストクラスの食事をイメージしたコースも楽しめるらしいですよ。

 

空いているテーブルに陣取って料理が出来上がるのを待ちます。なんか今日の夜もこんな椅子に座ってご飯食べる予定があったような気がするけど、まぁいいか。

 

注文したのはタイ風のスパイシーなソースを添えたビーフステーキとマッシュルームのスープ。ステーキは結構ボリュームがありましたが、これで800円くらいなのでコスパは悪くないかと。タイ航空のケータリング部門が手がけているので、味の方は安定の旨さといったところです。

 

折角ここまで来たのでデザートまでいっちゃいましょうか。季節モノのマンゴーケーキです。こういうの、ビジネスクラスとかのデザートで出てきそうだよね確かに。

 

フロア内は展示物などもいろいろあったりします。機内で使う食器とか。

 

タイ航空のクルーらしき方もスタンバイ。記念撮影とかにも気軽に応じて貰えます。

 

なお、一部にはビジネスクラスらしきシートも置かれています。オープンがコロナ禍の真っ最中ということで、行ったことのある日本人も現地駐在員の方といった程度で情報が少ないんですが、どうも現在では朝7時から午後2時まで毎日営業、みたいです。飛行機好きなら楽しめると思いますよココ。

 

レストランにはもちろんビル内からも出入りができますが、こっち側にもいろいろ珍しそうな展示物があったりします。クラッシックタイプのB747のカットモデルとか、博物館にありそうなモノでしょ。

 

1階にはタイ航空のグッズを扱うショップもありました。実はここにはチケットカウンターもあって、もともと航空券を買う一般の方が自由に出入りできるエリアだったよう。その上の階にも入れちゃえ、って感じだったんでしょうか。

 

またバス利用でバンコク中心部へ。シーロムへ向かいます。

 

バスを降りて途中、「ゴルフ用品の聖地」と言われているらしいタニヤプラザを経由。

 

なんとバンコクにも鉄道模型店があるんですね。ただしタイの鉄道らしき模型はなく、日本型か欧州型ばかりでしたが。

 

お隣はタミヤ模型の専門店。あ、「タニヤにタミヤ」とか言ってみたかっただけです。

 

タニヤ通りから歩いて10分ほど、昨日フラれたスネークファームにリベンジだ!

 

今日はちゃんとオープンしているみたいです。

 

入場料は大人200バーツ、タイとしちゃそこそこ取る印象。

 

中に入ると、ヘビの飼育小屋の並ぶ庭園。

 

どこにヘビが居るのか解りにくく、なんかやる気なさそうな施設だなぁと思ったんですが…。

 

本丸はこちらの屋内展示でした。

 

1階はタイに生息するヘビを中心に、ガラスケースの中に展示しているフロア。巣穴がガラス越しに外から見えるようになっていたりと、ヘビが見やすい構造になっています。

 

2階はヘビの特徴や生態などを紹介する展示です。

 

ヘビの毒に関する説明も。実はこのスネークファーム、単にヘビを展示している施設ではなく、タイ赤十字協会の病院の付属施設。タイに生息するヘビの生態や血清の研究などが本来の目的なんです。

 

そんな感じで展示を見ていたら「午後2時からヘビのショーやるよ!」とのご案内が。結局見世物にするんかい!って気もしますが、これがなかなか面白かったです。コブラとか怒らしてみたり。

 

次から次へと様々なヘビ登場です。

 

大トリは大蛇。

 

コチラは最後に一緒に記念撮影させてもらえます。バンコク中心部にあるし、ヘビの骨格標本とか興味深い展示もあるので、ヘビが全然ダメとかじゃなければ割とお勧めかも。

 

バンコクでの最後の晩餐はKFCで。タイまで来てケンタかよ?というそこのアナタ。

 

ファーストフード店でも、その国ならではのヘンなメニューがあったりするんですよ。タイのKFCには「丼」がラインアップされており、その一つがグリーンカレーです。ご飯の上に小ぶりの骨なしオリジナルチキンを乗せグリーンカレーソースをかけた一品ですが、このカレーが意外と本格的だったり。実はもう一品、ラープ風のソースでチキンを和えたヤツがご飯にのってるのもあるんですが、そっちは辛さが地元仕様。カレーの方がマイルドです。

 

食後のデザートはマンゴタンゴに来てしまいました。あれ?以前はこの看板の幅の分だけ店舗が広がっていたはずですが、半分が別のお店になっちゃってるみたいです。やっぱり観光客の減少はキツかったのかしら。

 

マンゴーにマンゴープリン、マンゴーシャーベットの盛り合わせとなる定番で。ここもやっぱり旨いお店だよなぁ…。

 

このあとホテルに戻り、荷物をピックアポ宇して空港へ向かい帰国の途についたわけでした。