へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年20発目、アムトラック大陸横断。その2:広州へ+国際線乗り継ぎ。

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本日最初のフライトはCZ390便、広州行きです。

 

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「ぼてぢゅう」でランチの後、出国審査へ。関空は保安検査場が3カ所あって、それぞれの混み具合が表示されています。3番が空いてるよ、的な掲示だったので移動したのですが、ふと見ると「混んでる」表示の2番のほうが空いてませんか…。まぁいいけど。

 

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保安検査と出国審査を終えてゲートへ移動します。関空の場合、搭乗ゲートに行くには必ずシャトルに乗らないといけないのが結構面倒ですよね。最近、第1ターミナルの大規模リノベーション計画が公表されましたが、さすがにこの状況も改善されるみたいですが。

 

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CZ390の機材はA350-900。中国南方航空にとっては2019年の夏に受領したばかりの最新鋭機で、関空便にいち早く投入された形です。中国南方航空ってA380も持ってるしB787もあるし、色々お騒がせなB737MAXもあったりして、なかなか最新機材揃いじゃないですか。

 

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13:40頃搭乗開始。

 

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14:05の定刻にあわせてドアクローズしたようですが、そのまま地上待機となりプッシュバックは14:25頃でした。北に向けて離陸、大阪湾を左旋回して広州を目指します。

 

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離陸してから、まずはドリンクサービス。ビールを頼んだら「Super X」という聞いたことのない銘柄が出てきました。実は中国の大手メーカー「雪花啤酒」の製品らしいです。ちょっと味が薄い感じはしますが、ライトな飲み口とも言えなくはないのでまぁまぁイケます。アルコール度は3.3%と低め。

 

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続いて機内食。この日はチキンかパスタのチョイスで、「中国系は中華風の食事が外れが少ない」という認識からチキンを戴きました。醤油味の餡掛けで、普通に旨いです。副菜は春雨のサラダ、デザートにフルーツが付いてきます。なお、ここで食事中のドリンクサービスが行われることが多いんですが、中国南方航空の場合はコレがなく、食後のドリンクサービスだけでした。

 

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食事が終わると機内はまったりムードに。

 

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最新鋭機だけあって、エンターテイメントも充実してます。日本語対応はもちろん、日本語吹き替えや字幕のある映画も割と揃ってます。邦画もありますが、やっぱりここでも「翔んで埼玉」がラインナップされてました。なんかコレ、そんなにエアラインに好まれてる映画なんすか?

 

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まもなく広州へ到着、眼下には広州の高層ビル群が見えました。

 

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広州には定刻より30分以上遅れて午後6時過ぎの到着となりました。もともと2時間程度しかなかった乗り継ぎ時間が1時間半程度になってしまって、ちょっと不安。

 

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なお、シートはこんな感じで座り心地良く快適でした。エコノミークラスは横3-3-3の9列配置、A350としては標準的なレイアウトです。

 

中国の場合、「国際線から国際線」の乗り継ぎでも手続き色々あったり、空港によって手順が違ったりして、なかなか面倒です。ただ、広州での乗り継ぎは比較的「ラク」な方でした。

まず、受託手荷物はスルーチェックインされ、広州での引き取りは不要です。

飛行機を降りると最初に検疫を通過します。これが一人ずつ自動化ゲートを通過するようになっているので行列となっており一瞬怯みますが、処理速度は速く列はどんどん進みますので、そんなに待たされません。

で、検疫を過ぎると「国際線乗り継ぎ」の動線が右手に分かれます。ここでパスポートと搭乗券のチェック、指紋採取はありませんでした。

その先が手荷物検査。モバイルバッテリーを厳しくチェックするのは中国の航空保安検査並ですが、他は特に変わったところはなく通過できます。なお、チェックされるのは「モバイルバッテリー」単体で、モバイルルーターなど「何かの電子機器に付いてるバッテリー」は特に突っ込まれないようです。保安検査では必ずモバイルバッテリーだけを鞄から取り出してトレイに乗せるように言われますので準備しておきましょう。またバッテリーの容量は確認してました。持って行く前に「本体に容量の表記があるかどうか」はチェックして置いた方がよさそうです。

 

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そんなわけで、降機してから30分ほどで国際線出発ロビーまで出てくることができました。北京と上海でも国際線乗り継ぎをしたことはありますが、広州のほうがストレスなく進めた気がします。