割とのんびりペースで過ごしました。
台湾3日目の朝ご飯は「四海豆漿大王」へ行ってみました。
鹹豆漿と豆乳…ってなんか昨日から大豆ばっか喰ってるような気がするぞ。
最近、台湾では昔の建物などをリノベーションした施設が人気だそうで。台北市内のそんな施設の一つである「華山1914文化創意産業園区」に寄ってみます。ここは日本統治時代に建てられた酒造工場の跡地。長いこと放置状態だったのを整備したそうな。
アート関連のイベントスペースみたいな感じの場所のようで、このときは「進撃の巨人」「カピバラさん」「カナヘイ」に「伊藤潤二」の展示会が行われていました…って全部日本のコンテンツやないかい!
光華街は台北の電気街。
光華市場はその昔は「PCパーツの最新モデルが安く買える」なんて言われていた時代もあったんですけどねぇ。
台湾にもドンキあったのね。覗いてみましたが、香港のドンキほど「お客さんでいっぱい」という感じではなかったです。台湾の場合はドンキでなくても日本のモノの入手は難しくないから、かな?
そしてランチは絶対行きたい!だった「阿城鵝肉」。2019年にもお店には来てるんですが、ちょうど臨時休業の日だったのよ。
入店したところなんと「テイクアウト専門店」になってました。で、こちらも近くにイートイン店舗がありました。最近の台北、こういうの流行ってるの?
30分ほど待たされて入店、いよいよガチョウ肉にご対面! これが確かに旨い! 鶏肉よりも「濃い」味わいで肉汁が溢れ、皮目のアブラも絶品じゃん。うーん、コレは確かに絶対喰うべきかも。スープはガチョウの内臓を使ったものを頼んだのですが、これはちょっと好き嫌いが分かれるかも。独特の臭みが少し感じられ、大量の生姜で中和されてますが、気になる人は気になる感じ。
あらかた肉を喰うとお皿には細切れの肉が残ります。コレをご飯にかけると、はい優勝。ご飯はガチョウの油がかかっているので単体でも美味しいのですが、これにもっと美味しいガチョウ肉、だもん。
午後からは「エバーグリーン海事博物館」を訪問。世界有数の海運会社である長栄海運やエバー航空を傘下に持つエバーグリーングループが設立した、海運などに関する博物館です。エバーグリーングループと言えば最近のトピックは骨肉の争いとなったお家騒動の結果「スターラックス航空」なんて新興キャリアが誕生しちゃった、あたりって気が。そんな野次馬根性もあって来てみた次第。財団の名前にもなっている張榮發がグループ創始者で、この方が亡くなったことでいろいろあったのよねぇ…。それにしてもお家騒動でグループを追い出されたからといって「復讐のため居酒屋始めました」のノリで最新鋭機をバンバン買うエアラインを始められちゃうの、スケールでかすぎないか。
エントランスに入ると広いホール。入って右手のショップで博物館の入場券を購入します。
エレベーターで5階に上がると博物館のエントランス。
最初のコーナーは船の歴史。数多くの艦船模型で紹介されています。
客船のコーナーにはタイタニックも。
お次は長栄海運の歴史を紹介。
これが長栄海運が創業時の1968年に運行した最初の1隻。日本から購入した中古船です。
それが今ではこんな巨大なコンテナ船を多数運航する巨大企業になったの、凄いな。
軍艦のコーナーには戦艦大和も紹介されていました。
台湾の海や海運に関する歴史の展示もありました。
ここでは日本統治時代に日本と台湾を結んだ貨客船に関する資料もあり、なかなか興味深い内容になってました。
造船や船の装備、航海方法などに関する展示も最後に出てきます。船とかに興味がある人なら充分楽しめる場所だと思いますよ。エアコン効いてて快適だし。
夕食は「福大山東蒸餃館」、中山の新光三越の裏手あたりにある庶民派の名店です。流石にご飯時で行列ができており、30分ほど並びました。
ここの蒸し餃子がお安いのに馬鹿ウマなんですよ。蒸し餃子ってこんなにジューシーでいいの?って感じです。
酸辣湯もこのお店では定番の一品。
今回は紅油抄手にもチャレンジしてみました。坦々ワンタン、みたいな感じです。辛さは程よくてピーナツの風味がきいており、コレはコレでナイス。ただワンタンって意外と腹にたまるのね…。
MRTの線路の上の地上部は公園のようになっており、数多くの出店があって賑やか。なんか台北、すごくお洒落な街になってない?
デザートを食べに来たのはマンゴーの旬の夏しか営業しないというかき氷店「冰讃」。
マンゴーかき氷を戴きます。
そこから歩いてほど近い寧夏夜市にも寄ってみます。
ここに来るまでに充分喰ったので、ここではスイカジュースだけで退散、でした。