ちょっと遠出。
台湾4日目。今日は台北駅からお出かけです。
台湾高速鉄道で南下していきます。
朝食は駅構内のモスバーガーで買ったサンドイッチ。ピーナツバターが使われている台湾風のやつでした。
1時間ほど乗車し、台中駅で下車しました。
髙鉄台中駅は在来線の新烏日駅が隣接しており乗り換えが可能。台湾髙鉄の駅って在来線の駅が併設されているところも多いんですが、駅名が全部違ってるのが面倒です。例えるなら新幹線は「新大阪駅」なのに在来線は「淀川駅」、みたいな感じですかね…。
ここで台鉄の普通列車に乗り換え。
2駅乗車して彰化駅にやってきました。ここで謎なのが、実は台湾高速鉄道にも「彰化駅」がある、ということ。ただしこちらは在来線の彰化駅から遙か遠くに位置しており、彰化へのアクセスとしては一般的では無いんだとか。なぜ作った。
彰化までやってきたのは、彰化駅に隣接した場所にあるという扇形機関庫を見学するため。日本統治時代の1922年に建てられ、今でも現役で機関車の車庫として使用されているのですが、平日は月曜を除く毎日午後1時~4時、土日は午前10時から午後4時まで一般公開されています。平日が午後からの公開なのは実際に機関車の出入りが多いかららしい…。そんな感じなのでマニア向けにひっそり公開されてそうで、現地までちゃんと行けるかなと心配だったのですが、既に駅の跨線橋に案内出てました。
機関庫までの歩道が綺麗に整備されており、案内に従えば迷わず行けそう。こんなキャラのお出迎えまであるくらい。
暫く進むとこんな賑やかな入口が。ここか!と思ったらコチラは隣接して整備されたミニ公園みたいなとこでした。
その先を進んでいった、ここが機関庫の入口です。
構内に入ると、まずここの窓口で記帳。単に名前と連絡先を描くだけです。
機関庫の裏手を進んでいくと…。
機関車がたくさん停まってるエリアに到着。
これが彰化扇形機関庫。なんか家族連れとか団体さんとかで大盛況じゃないですか! 鉄道ファンが来る場所というよりはフツーのレジャースポットって感じです。
しかもこんな展望台まで設置されていて、公開している側もノリノリじゃん。
そういうわけで、こんな風景も眺められるというワケ。
この日はSLも入庫していました。まぁ地元の方の様子を見ていると「鉄道スポット」というよりは「レトロな鉄道の風景の前で映え写真が撮れるスポット」として楽しまれているみたい。様々なポーズを決めて写真撮りまくってましたもん。
先ほどの入口の近くには売店もありました。ただ、ここのオリジナルグッズなどは少なめな印象です。
で、出口はこちら。
この出口を出たところが、先ほどの公園エリアでした。
売店や飲食店があったり、ミニSLが走ってたり。お子様のいるファミリーにピッタリ、といったところですかね。
ソフトクリーム買って一休み。機関車型のチョコクッキーが乗ってるのが「鉄道パーク」っぽくていいね。
彰化はほかにも観光地はあるみたいですが、お寺とかがメインみたい。今日はこのまま台北へ引き返すことにしました。
また普通列車に乗って…。
台湾高速鉄道に乗車しました。
お昼ご飯は台湾名物?の駅弁です。台湾の鉄道旅だと一度は食べたくなるんだよねコレ。
台北に戻った後は淡水の方へ行ってみることに。いつのまにかLRTが開通していたので乗ってみました。
この淡海LRTはMRT淡水信義線の終点の淡水駅の一つ手前、紅樹林駅から淡水のふぉっしゃーマンズワーフまでを結ぶ路線。ただ紅樹林駅を出るとニュータウンのあるエリアを専用軌道でガンガン山登りして進んでいきます。併用軌道をのんびり行くようなイメージのあるLRTを想像して乗ると面食らいますよ。
途中から地平に降りて併用軌道になりましたが、大凡は道路と軌道は分離されている様子。
山岳路線から路面電車までバラエティに富んだ車窓を楽しみながら終点、淡水漁人碼頭駅に到着しました。
フィッシャーマンズワーフまで来てみましたが、数多く並んでいた海鮮料理のお店などは閉店してしまったところも多いようで、かなり寂しい感じになってしまっていました。
ここからMRT淡水駅まではちょっと距離があります。駅の近くまで船が出ているので、それに乗ってみました。
のんびりと船旅、と思ったのですが。
川に出るとフルスピードでかっ飛ばす、ガチの高速船でした。後部のオープンデッキにいたのですが、飛沫がモロにかかるようなレベル。
淡水の埠頭に到着です。
このあたりは多くのお店も並ぶ賑やかなエリア。夕日の名所ということもあって多くの人が来ています。
ただ、今日はちょっと雲も多くなってきて夕日が鑑賞できる感じはないなぁ。
MRTで台北市内へ戻りました。
夜は士林夜市へ。台北でも最大規模を誇る夜市でしたが、コロナ禍では一度閉鎖されたりと大変だった様子。
いろいろ買い食いして夕飯にしました。夜市エリアの入口で一際長い行列ができていたのがここ。
台湾でよくみる巨大から揚げなんですが「バーベキューチキン」との表示。何かと思ったら、揚げたチキンにタレを絡め、それを一旦炙って提供しているんですね。香ばしくて結構旨く、人気があるのも頷けます。
この地下に飲食店街があったのよね。
行ってみると撤退した区画もあり、以前ほどの活気は感じられないような…。
ただ夜市のメインエリアに来ると、やっぱり凄い賑わい。
ここも行列のあったお店。
坦々冷麺を戴きましたが、なんか日本の冷やし中華みたい。
デザートはコチラ。
コレも夜市ではよくみかけるピーナツアイス。何故かパクチーが入ってますが、それが意外と合うのが不思議。