バンコクの宿泊先は「ロイヤルオーキッドシェラトン」。プラチナチャレンジで獲得したプラチナエリートのステイタスはこの2月末で陥落予定のはずなので、最後のステイタス堪能を、と選んだ次第。ポイントを使ったのでタダです。
空港からホテルまでは30分ほどで、夜中3時過ぎに到着しました。
「ロイヤルオーキッドシェラトン」は1982年開業とバンコクでは老舗のホテル。チャオプラヤ川沿いに立地し、並んで建つオリエンタルやシャングリラとともに「バンコクのリバーサイド豪華ホテル御三家」みたいな存在でした。今ではバンコクにも多数の高級ホテルが建ち並び、すっかり影が薄くなった印象。お値段的にも1万円台で出ていることもあったりしますが…。ただロビーはかっての栄華を感じさせる雰囲気。
部屋は最上階の28階クラブフロアにアップブレードしてくれました。広さとしては標準的。リノベーションはきちんと行っているようで、かなり綺麗です。
ベッドサイドに重に使えるコンセントは1箇所。このあたりは設計の古さ、かもしれません。
クローゼットとミニバー。冷蔵庫にぎっしりとドリンク類が入っているのは「一流ホテル」のプライドでしょうか。コーヒーはコーヒーメーカーで淹れるスタイルです。
バスルームはかなり広く、バスタブとシャワーブースが別々に用意されていました。
そしてこのホテルの大きな特徴は「全室リバービュー」。大きな窓からはチャオプラヤ川が一望です。
ホテルの建物がT字型になっていて、川側のほうにしか客室が設置されていないんですね。そのせいで、逆方向を見るとホテルの建物が見えちゃいますが。
廊下は街側。
こちらからはバンコクの街並みが眺められます。おそらく、このホテルが建った1980年代前半は高層ビルなんてここくらいしかなかったんだろうなぁ。
プラチナエリートだと特典として朝食が無料で頂けます。1階のレストラン「Feast」が朝食会場です。
メニューは充実。サラダやハム、チーズ類。
その場で作ってくれるエッグステーション、この手のホテルなら必ずありますな。パンケーキやワッフルなども焼きたてがどんどん補充され、様々なソースで楽しめます。
ベーカリー系もかなりのクオリティ。食事の美味しさはさすが老舗ホテル、って感じでした。
タイ料理も多数用意されていました。
まずはフルーツ類から。スイカが瑞々しくて甘かったなぁ。
オムレツはどちらかというとトロトロ寄り。
ワッフルはホイップクリームも添えられます。
2日目の朝食はタイ風で。
最終日はこんな感じ。
クラブラウンジは27階にありました。
景色のいちばんいい川沿いにあり、割と広い印象。
こういう景色が拝めるわけですよ。
昼間はソフトドリンクだけですが、そのぶん空いているので寛げます。
夕方からはカクテルタイム。お酒と食事が提供されます。で、窓からはチャオプラヤ川の夕暮れという絶景。
フード系はここで夕食を済ませてもいいほどの充実っぷり。タイカレーなどもあってガッツリ喰うのもアリですし、スイーツ系も数種類が並びます。
冷菜系もあって、酒の肴にも困りません。なおアルコール類はカウンターでオーダーして持ってきてもらう形です。ノンアルコールのカクテルも色々用意されていました。
で、窓からはチャオプラヤ川の夕暮れという絶景を眺めながら頂くわけよ。最高じゃん。
勿論プールもあって2箇所用意。こちらは川を眺められるデッキにあるほうで、何故か水深3mとか妙に深いところがあったりしますが…。
もう一つは川は眺められませんが緑に囲まれたリゾートっぽい雰囲気。
こっちは孔雀がデッキチェアを占領してましたが。
ホテルの最寄り駅はスカイトレインのサパーンタクシン駅ですが、歩くのはちょっと遠い距離。30分おきにサパーンタクシン駅の桟橋までを結ぶシャトルボートが運行されています。桟橋行きは対岸のショッピングモール「アイコンサイアム」経由での運航。
乗船時間は10分ちょっと。これはこれで楽しい。
川からの眺めもいいですからね。夜のホテルもライトアップされて綺麗に見えますし。
ホテルに向かうシャトルボートからは川沿いに並ぶ御三家が眺められます。手前がシャングリラ、真ん中がオリエンタル、一番奥がシェラトン。
でも実はバスが一番便利な移動手段だったかも。ホテルのすぐそばにバス停があり、サイアムスクエアまで10から15分くらいで行くことができます。
エアコンバスで運賃は13バーツと格安。だいたい15分おきくらいには運行されているようです。時刻などは全く当てにはなりませんが、ルートだけならGoogleマップでも調べられるので、昔に比べるとかなりバスも使いやすくなりました。