日曜日に横浜で用事があるため、上京します。
豊橋まで名鉄特急で移動。一般席でも全然良かったのですが、1200系「パノラマスーパー」充当だったので展望室に乗っちゃいました。考えてみたら、バリバリの前面展望ができる列車がフツーに走ってる路線って、日本でも珍しい方なんだよね。
1200系は後に登場した特急用2200系に準じたような内装にリニューアルされましたが、展望車の座席はモケットの張り替えのみ。ただ、ミュートケットホルダーって前は無かったと思うけど…。
豊橋到着。名鉄のホームは線路を一部共用する飯田線の隣、乗り入れ本数を増やせない分なのかすぐ折り返します。
豊橋からは新幹線。「こだま」ですが、最近は自由席より指定席の方が混んでるような気がします。まぁ「EX予約」で取ると値段が同じなんで、どうしても指定を取りたくなっちゃうんだけどさ。
今や東海道新幹線ではいつの間にか少数派となってしまった700系でした。確かこれも来年にはN700系とN700S系によって来年度には東京～新大阪間からは姿を消す予定だったはず。改めて見ると、飾り気の無いグレーの壁面など随分「無骨」な印象で、N700系ってかなり変えてきてることを実感します。
熱海駅到着。
このカモノハシみたいなアタマも、まもなく見納めかぁ。
熱海駅の新幹線乗換改札にこんな像があったのね。よく見たら東海道新幹線の開業記念に設置されたもの。え、50年以上前ってこと？
熱海駅も新しい駅ビルが開業して、随分綺麗になりました。また、土曜の午前中だというのに、観光客でかなりの賑わい。しかも熱海で一泊してこれから首都圏方面へ帰ろうという雰囲気の方も多く、平日も宿泊客が多いんでしょうね。
駅から海岸方面へは2つの商店街「平和通り」「仲見世」がありますが、どちらも人通りは多く、活気が感じられます。店舗もシャッターが閉まってるようなところは見られず、「熱海の観光が復活した」ってのはマジみたいです。
少し早めですが、お昼ご飯にします。熱海といえば海鮮！というのが普通なんでしょうが、やっぱり「観光地価格」な印象でイマイチそそられません。そんな中、行列となっているラーメン屋さんを発見。「雨風本舗」というお店で、地元の方にも人気らしいので、こちらにしてみます。
カウンターだけの小さなお店で、ご主人がひとりで切り盛りしている割にはメニューが豊富。ラーメンは醤油・塩・味噌とあるし、餃子に加えて水餃子まで。手間のかかりそうなチャーハンもあり、ちゃんと鍋をふるって調理してます。
そういうわけで、醤油ラーメンと半チャーハンのランチセットを注文。通常950円のところ、11時から14時まではランチサービスで800円になります。チャーハンは若干しっとり目、具もしっかり多めでいい感じ。ラーメンはスープの黒さに反してあっさり、まろやかで、背脂も浮いてますが脂っこい感じはなくすっきりしたお味。確かに人気あるのが解ります。
お昼を済ませ、海岸の方へ降りてみます。
これが「お宮の松」ですね。
「寛一お宮の像」、これも有名なヤツだ。
でもこんな注意書きの看板が。「女性への暴力だ」とクレームをつけた方がいたらしく、その対応らしいです。で、「金色夜叉」ってどんな話だっけ…と思って改めて見てみたんですが、この像のシーンって、お宮が寛一の婚約者だったにも関わらず金持ちから求婚されてそっちに乗り換えちゃったので寛一が怒ってるとこ、だそうじゃないですか！ そりゃ蹴飛ばしたくもなるだろ…。
海岸沿いの遊歩道をそのまま散策。熱海サンビーチですね。海岸沿いも廃墟っぽい建物はほぼ姿を消した感じ。
ムーンテラス。うーん、こうやって見るとちゃんとしたリゾートみたいに見えるねぇ。
