へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年6発目、四国の観光列車はしご旅。その6:高知名物「日曜市」で旨いモノめぐり。

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「土佐の味」とはデカく出たな君。

 

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一晩明けて朝9時前にホテルをチェックアウト。中心地へ徒歩で向かいますが、この赤い橋の名前は「天神大橋」だそうで…。

 

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あ、この「大橋通り」って名前の由来はコレか!

 

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この近くの電停の名前も「大橋通」ですが、「”大橋”ってどれ?」と思ってたんですよね。あ、西原理恵子先生の描かれた看板が。こちらも高知出身の有名漫画家さんだもんな。

 

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なお、この近くには「板垣退助先生生誕の地」もありました。

 

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「板垣まつり」なんてのもあったようです。

 

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さて、日曜の高知の朝と言えば「日曜市」ですよね。基本的には「地元の皆さんのため」なので、販売されているのは農産物などが中心。新鮮で安くて美味しそうな野菜や果物などがたくさん売られていますが、さすがに観光客がどっさり買って帰るというのも、というところかも。ただ、眺めて歩くだけでも充分楽しいです、こういうの。

 

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日曜市で一番?有名なグルメが恐らくこの「さつまいもの天ぷら」でしょう。大きめの塊が4~5コで250円。

 

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常に行列が絶えないので、天ぷらもどんどん揚げられてゆき、結果として「揚げたて」が頂けます。受け取ったときはマジで熱かった…。で、お味の方ですが「イモ揚げただけで何でこんな旨くなるの?」という感じ。サツマイモがねっとり甘くてホクホク、まるでコレで完成されたスイーツ並かも。

 

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他にちょっと気になるお店を発見。もう9時半過ぎで、他の店が絶賛営業中のなか、先ほどからやっと販売の準備を始めたのがこちら。なのに、開店を待つ行列ができてる…。並べられている商品を見るとパンやケーキなどのようです。うん、これは恐らく「地元で評判」みたいな感じだぞ、と試してみることに。

 

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購入したのはフォカッチャ2つ、「ベーコンとトマト」「新玉ねぎとチーズ」。確かにお上品で大変美味です。

 

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あとはスコーンとお菓子(ガトーなんちゃら、みたいな感じ、ごめん名前忘れた)は帰りの新幹線の車内でおやつにしましたが、これも良い感じでした。

 

なおこのお店、「パティスリー・ビオ」という名前で、実店舗を持たず、日曜市を中心にこうしたマーケットなどへの出店を中心に営業されているようです。日曜市も必ず毎回出ている、というわけではないようなので、今回買えたのはラッキーだったのかも。

 

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ドリンク類も美味しそうなのが結構ありました。こちらでは「文旦スカッシュ」を販売。

 

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今日は天気もまずまずで気温も上昇中という感じなので、独特のほろ苦さの文旦が爽やかでありがたい味でした。

 

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こちらでは「ひやしあめ」を戴きました。実はこの「吉平商店」、しょうがのシロップ「あわせしょうが」が人気のお店だったようで、本来であればこの出店で瓶入りのシロップの販売も行っているところ、暫く前にテレビで紹介されたために注文が殺到して品薄になり、瓶の販売を見合わせているとのこと。「ひやしあめ」はかなりしょうがの風味が強い感じでしたが、決してイヤな感じはなく、これも暑い日にありがたい爽快さでした。

 

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はりまや橋」のところまで歩いてきました。まぁ…特にコメントはありません(^^;)。

 

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また路面電車高知駅方面へ。

 

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高知駅前に立つ「 土佐三志士像」。銅像っぽいですが、素材は発泡スチロールとかの軽いモノだそうで、台風などが近づくと飛散防止のために一時撤去されるため「脱藩した」とかネットでバズっちゃうやつです。2011年から設置されていますが、設置の時も初めは桂浜の龍馬像に並べて置こうとして反対食らったりと、なかなか色々あった模様。

 

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駅前エリアには”「龍馬伝」幕末志士社中”もあります。この中ではNHK大河ドラマ龍馬伝」のセットが見学できます…って「龍馬伝」って放送は2010年、もう10年近く前の話じゃん!すげぇ引っ張るねぇ君、という印象ですが、ドラマ「龍馬伝」の賞味期限が長いというよりは「坂本龍馬」ってコンテンツが強い、ってことなんだろうなぁと。あ、あと「福山雅治」ってのも加点要素か。

 

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中はこんな感じで、セットに上がって内部をかなり自由に見て回れます。当初は有料だったものの、3年ほど前に入場無料になったようです。

 

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では、高知から離れます。ホームへの階段からはアンパンマンがお出迎えですね。

 

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まずは各駅停車で土佐山田駅まで。

 

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え、こんなところにもアンパンマンのベンチ?

 

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…と思ったらこの駅、「やなせたかし記念館」への最寄り駅だったんですね。「最寄り駅」といってもここからバスで30分近く揺られることになるようですけど、投入されているバスもアンパンマン仕様のようなので、それはそれでお子様大喜びだろうね。

 

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土佐山田駅で後から来た特急に乗り換え、大歩危駅まで乗車しました。高知から特急に乗っても別にかまわないのですが、JR四国は距離50km以内の特急料金が非常に安く設定されており、100km以内の料金の半額以下。土佐山田から大歩危は50kmに収まり、途中まで各停を使っても所要時間が20分くらいしか違わなかったので、ちょっと節約、としてみた次第。