へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年11発目、Manga見たさに愉快なロンドン。その7:リトルベニスからカムデンロック。

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ロンドン3日目。パディントン駅からほど近いところに「リトルベニス」と言われるエリアがあり、そちらに行ってみました。

 

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ウォレンストリート駅からバスに乗って、パディントン駅を過ぎてもう少し進んだあたりのバス停で下車。で、運河沿いに出るとこんな風景が。これが「ベニスか?」と言われるとかなり微妙な雰囲気かと思いますが、コレはコレで「映え映え」で素敵な感じだからいいか。運河の脇にはちょっとした遊歩道が整備されているので、お散歩にはぴったり。

 

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で、「リトルベニス」と呼ばれるエリアまで歩いてきました。

 

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運河のこの少し広くなっているエリア周辺を「リトルベニス」と呼んでいるようです。

 

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ここからリージェント運河をカムデンロックマーケットまでクルーズするナローボートに乗船。この「Jason's Trip」は100年以上前に建造され、実際にこの運河で貨物輸送を行っていたボートを使用しているのがウリ。

 

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乗船するナローボート。出発時間が近づいてくるとお客さんがどんどん集まり、最終的には満席になりました。ウェブサイトから予約もできるようなので、事前予約しておいたほうが安心ですね。ただし、メールは平日しかチェックしていないらしいので早めに申し込まないとダメみたいです。

 

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では出航!

 

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運河の両側にはナローボートが並びます。ここを「住居」として住んでいる方も多いらしく、凄く生活感の漂うボートもちらほら。

 

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運河の途中にはトンネルもありました。

 

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このあたりは以前。発電所があったあたり。そこで使う石炭もこの運河をナローボートで運んでいたんだとか。

 

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このあたりから運河はリージェンツパークに入っていきますが、公園の中だけあってだんだん緑が多くなってきます。遊歩道を散歩する方もたくさん見かけます…って、コレって「遊歩道」ではなく本来は「馬用の通路」だったそうで。その昔、運河を運行する船の動力は「馬」。この通路から馬が船を引っ張っていたんです。

 

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こうなってくると、もうココが大都会ロンドンのど真ん中とは思えないよね。

 

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なんか中華の水上レストランがありますよ。香港みたい…って大きさが全然違うけど。

 

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このあたりで運河はリージェンツパークから離れ、大きく左へ折れていきます。

 

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風景はまた先ほどの「街中の運河」といった感じになってきました。

 

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このコースで唯一、鉄道橋をくぐるところ。

 

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奥に見えてきたのは「パイレーツキャッスル」、主に子供向けに水上アクティビティをチャリティで提供している施設だそうです。

 

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リトルベニスから45分、終点のカムデンロックマーケットに到着しました。

 

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ここには大きな「閘門」があります。カムデン「ロック」マーケットの「ロック」って「閘門」の「ロック」のことね!

 

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「閘門」とは運河などで水位の高低差があるところを船が通過できるようにするエレベータのような設備。船がゲートに入ると…。

 

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ゲートの中の水がどんどん抜かれて、水位が下がっていきます。

 

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低い方の水位と同じレベルまでゲート内の水位が下がったら扉が開いて、船がその先に進めるようになる、というわけです。

 

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閘門を反対側から見たところ。日本でも富山の富岩運河に閘門があって観光船で体験できるので有名です。実は名古屋港にもあって、「クルーズ名古屋」ってのに乗ると体験できるんだけど、名古屋あるあるの宣伝下手で全然知られてないという(^^;)。ブラタモリでも紹介されたのにね-。

 

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運河の周囲のカムデンロックマーケットはお洒落っぽいショップや屋台などが所狭しと並びます。

 

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今日が日曜日ということもあってか、非常に賑わっています。

 

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そろそろお昼時なので何か喰うか…と物色。まぁ色々ありますが、フィッシュ&チップスは昨晩食べたし、ハンバーガーとかも旨そうだったけどロンドンでわざわざ食べなくてもなぁ、とか迷います。そんな中、試食させてくれて割とイケる感じだったこのお店に決定、って全然ロンドン関係ないじゃん。

 

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買ったのは「ココナツチキン」、要はチキンカレーライスだね。程々にスパイシーなところにココナツミルクがまろやかさを足していて、なかなか美味。

 

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マーケット内の随所に設置されたテーブルに空きを見つけてランチを戴きましたが、そのすぐそばにこんな看板のお店が。ちょっと日本人的には色々と思うところがある名前のお店だわ…。

 

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でも見ているとお客さんがどんどん入っていきます。もしかしたら意外と人気店かな? 食後のデザートとして戴いてみますか。

 

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店内もアイスクリームショップとしてはかなり独特な内装です。

 

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メニューはこういった感じですが、アイスクリーム中心にドリンク類などもありました。

 

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「今週のスペシャル」としてメニューに載っていたストロベリーをチョイス。トッピングが一つ選べるとのことで、チョコクッキーのクランチを乗せて貰いました。お値段は4.45ポンドとかなりお高めではありますが、濃厚なアイスにちゃんとイチゴの風味が強めに出ていて、確かに旨かったです。