へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年17発目、アブダビ経由のフランス。その1:エティハド航空のアップグレードに入札してみた。

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金曜夜、セントレアへやってきました。アクセスプラザ中央の案内所の上にシンガポール航空B787が居座ってました。暫く前まではエアアジアA320だったよね。

 

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今日はエティハド航空の北京経由アブダビ行き、EY889便に搭乗します。エコノミークラスでの予約ですが、エティハド航空には最近よく見かけるようになった「入札によるアップグレード」のシステムがあります。出発日が近づいてくると「今ならお得な価格で入札できるよ!」みたいなメールが3日に1通くらい届くようになり、チェックしてみたら確かに名古屋-アブダビ間は6万円台から入札可能な様子。アブダビまでは北京経由ということもあって13時間ほどの長丁場になるので、そのくらいでビジネスクラスに乗れるなら…と最低価格よりちょっと上の6万8千円くらいで札を入れておいたところ、出発2日前に「アップグレードできました」のメールが届いた、というわけ。なお、アップグレードされると、原則として「客扱い」もビジネスクラスエティハド航空はエコノミークラスだと事前座席指定は原則有料ですが、ビジネスクラスの座席は追加料金なしで選べます。チェックインカウンターも勿論ビジネスクラス用。まぁ出発まで1時間半を切ったくらいだったのでカウンターは殆ど並んでおらず、どこのカウンターでも待たない感じでしたけどね。

 

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ラウンジも使えますが、セントレアの場合はスターアライアンスラウンジに案内されます。なお、ココのカレーが地味に旨くて結構気に入っていたのですが、この日用意されていたのはビーフシチュー。まぁそれなりに旨かったけど、変わったのかな?それとも「たまたま」だったの?

 

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使用機材はB787-10。

 

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こちらがエティハド航空の最新仕様のビジネスクラス

 

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座席配列は1-2-1ですが、前向きの座席と後ろ向きの座席を互い違いに組み合わせているようなレイアウトを採用しています。実は今日のシートは後ろ向きのポジションにあたります。

 

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シートに座ると目の前には大きなモニターが。なお、一部での噂通り、エンターテイメントシステムは英語かアラビア語での対応で、映画も日本語吹き替え版や日本語字幕の用意されたプログラムは無いようでした。ただし、「日本映画」は5~6本くらいは用意されているので「日本語で見れる映画がない!」ってワケではないです。「七つの会議」と「コンフィデンスマンJP」観ましたよ。

 

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搭乗するとウェルカムドリンクが搭乗するのはビジネスクラスの定石通り。

 

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名古屋-北京間のメニューがこちら。離陸までに乗務員が食事や飲み物のチョイスを確認しに廻ってきます。

 

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離陸してベルト着用サインが消されるとナッツとドリンクのサービス。なお、後ろ向きでの離陸って殆ど違和感ありませんでした。

 

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北京までの飛行時間は3時間ほどと短いせいか、前菜・メイン・デザートはワンプレートでサーブされました。

 

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食事の後はコーヒーを戴きました。

 

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定刻より30分ほど早く北京に到着。

 

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経由便は経由地の空港では一旦降ろされて保安検査も再度受けるようなケースが多いのですが、この便の場合、名古屋からアブダビまで通しで利用する旅客は機内で待機となります。いろいろ動かなくていいのでラクといえばラクですが、掃除のおばちゃんとかがガンガン乗ってきてガンガン掃除機かけたりするんだよね…。

 

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アメニティキットは北京出発時に配布されました。

 

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中身はソックスにアイマスク、歯ブラシセットなど。スリッパないみたいですね。

 

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こちらが北京-アブダビ間のメニューです。到着前の食事のサービス1回が基本で、そのほかに何か食べたければ別途の軽食メニューが用意されるような形になっています。北京からの出発時間は深夜1時過ぎなので、確かに離陸後にガッツリ飯を出されてもねぇ、といったところでしょうか。

 

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北京からも、離陸するとナッツとドリンクが出てきます。

 

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折角なので鶏肉炒飯を頼んでみました。意外とガッツリな量が出てきます。

 

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食後のデザートとしてアイスクリームを。メニューでは「ハーゲンダッツ」との記載だったのでパッケージそのままで出てくるのかと思ったのですが、ちゃんとお皿に盛り付けられて出てきました。

 

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食事の後はお休みタイム。シートをフルフラットにするとこんな感じになります。通路からすぐの位置になるのですが、座席横の通路側のパーティションが可動式で少し延長できるので、意外と個室感があって気になりませでした。

 

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到着2時間前くらいのタイミングで朝食?のサービス。こちらもワンプレートでのサービスでした。

 

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定刻6:35着予定のところ、かなり早く朝6時前にはアブダビに到着してしまいました。今日はアブダビで一旦入国しますが、ビジネスクラス利用者は入国審査の優先レーンを利用することができました。とはいえ、乗り継ぎ旅客が多いのか入国審査は混んでいないので、もの凄く威力があるというほどでもないかな…。手荷物はビジネスクラスなのでプライオリティタグが付いているはずなのですが、北京から乗ったらしいエコノミー団体客の荷物が先にどんどん出てきて、かなり待たされました。ちょっといただけないなぁ。