へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

久々の長旅、チェコ&ハンガリー、その8:帰国&最後に見つけたヘンな場所。

旅行8日目、帰国の途につきます。

 

いよいよ最終日。ブダペストの日の出です。

 

ホテルで朝食。

 

帰国便の出発は午後なので、午前中はちょっとブダペスト観光の続きを。

 

聖イシュトバーン大聖堂を観光します。

 

チケット売り場は大聖堂にはなく、通りを挟んだ向かいのビルの一角にありました。

 

ハンガリー初代国王の名を冠しただけあって荘厳な印象です。

 

この中に安置されているのが「聖なる右手」。聖イシュトバーンの右手のミイラで、遺体から失われていたものが後に発見され、紆余曲折を経てここに戻されたんだそうな。

 

この大聖堂の周辺でもクリスマスマーケットをやってるみたいですね。午前中だとお店は殆ど開いてませんでしたけど。

 

クリスマスマーケットの一角に置かれたこのボックス、なんと「募金箱」でした。クレジットカードのタッチ決済でキャッシュレスで募金ができるというものですが、ハンガリー進んでるな!

 

ブダペスト西駅には隣接して「WESTEND」というショッピングモールがあります。時間が合ったので寄ってきましたが、かなり規模の大きなろころでした。駅の向かいには大きなスーパーのある商業ビルもあったりと、このあたりは意外と買い物には便利な感じです。

 

ホテルに戻って荷物をピックアップし、再度ブダペスト西駅にやってきました。

 

ブダペスト空港へのバスでのアクセスは、市内から直接いける100E系統と地下鉄駅の終点から出る200E系統があります。200E系統は市内交通用の72時間券が通用するので、そちらを利用しました。

 

地下鉄3号線でKőbánya-Kispest駅まで乗車。

 

Kőbánya-Kispest駅は3号線の終点なので乗り過ごす心配なし。駅にも空港行きのバス乗り場への案内がしっかり出ているので,かなり解りやすいです。加えて駅隣接で「KöKi Center」という大型ショッピングセンターがり、スーパーのTESCOも入っていて買い忘れたお土産の物色もできそう。

 

1階にバスターミナルがあって、バスはそこから出発。

 

だいたい10分に1本程度の頻度で運行しているようです。途中に停留所もあって、地元の方が普通に日常の足としても使っている様子。

 

空港までもうすぐ、といったあたりで飛行機が沢山並んでいるのが見えてきました。そりゃ空港だもんね…と思ったんですが、なんかヘンだぞ?

 

並んでいるのは旧ソ連製の旅客機たち。何だこりゃ!と思って調べたら、昔ハンガリーで活躍していた飛行機を展示する「Aeropark」という博物館のようです。

 

aeropark.hu

ひゃー!知ってたら早めに空港に来て行ったのに! こりゃ再度ブダペストに来なきゃダメかしら。

 

バスはブダペスト空港の1階、到着フロアに着きました。

 

ブダペスト空港はターミナルが「2a」「2b」と2つに分かれています。空港バスが着いた周辺には「どのターミナルにどの航空会社が乗り入れているのか」という案内らしきものは見つけられませんでした。当てずっぽうで「2b」に来てみたら正解、カタール航空のチェックインカウンターを発見。

 

「2a」ターミナルも繋がってはいるけど、「2b」とは離れていて結構遠いんだよね…。

 

ブダペスト空港、スカイトラックス「Best Airports in Eastern Europe」で2020年から3年連続で1位頂いてるらしいです。ここには出てませんが、2023年にも1位貰ってるようなので4年連続、ですね。「Eastern Europe」とは随分刻んだな…という気がしなくもないですが、我がホームベース?たるセントレアも「Best Regional Airports」部門で9年連続1位!ってなんだ「リージョナルエアポート」って、ってとこなので人のコト言えんな。

 

カウンターはそれほど混んでおらず、すぐにチェックイン終了。

 

そのまま保安検査へ進みます。上級クラス利用者やマイレージ上級会員などは優先レーンが設定されていました。

 

保安検査を抜けたところにあるのは免税店。いわゆる「ウォークスルー型」と言われるタイプですが、最近は関空もこういう感じになってた筈。

 

免税店を抜けるとゲートエリアです。ゲートに向かう途中にいきなり出国審査場が出てきてビックリしましたが、考えてみたらハンガリーはシェンゲン条約国。シェンゲン条約国でない国へ行く便に乗るなら出国審査を受けなきゃいけないのは当然だったわ…。

 

非シェンゲン国行きの便のエリアにはラウンジが2箇所ありました。カタール航空の利用者が指定されるのはこの「PLATINUM」のほう。

 

それほど広くはありませんが、ソファからテーブル席もあって使い勝手は悪くありません。

 

こちらで軽い昼食を。

 

ドーハ行きのゲートへ到着。

 

機材は来た時と同じA320でした。

 

定刻で出発、機内はほぼ満席のようでした。

 

離陸して暫くすると機内食のサービスが始まりました。ビーフを選んだらハンバーグでした。ビールは何故かベルギーのステラアルトワ。

 

ドーハにもほぼ定刻での到着でした。リモートスポットに着きましたが、やっぱりドーハ空港ではナローボディ機には搭乗橋は使わせないという強固なポリシーでもあるんかな。

 

駐機されていたのはターミナルから随分遠く、20分ほどバスに揺られることに。空港内ということで飛行機の動きを優先するため加減速が激しく、また経路も右へ行ったり左へ行ったり…とかなり振り回され、正直疲れました。ビジネスクラス旅客だけ別のいいバスで移動させるのにこだわってる感じ,恐らくコレが理由でしょうね。

 

乗り継ぎの保安検査はほぼ待たずに通過。3時間ほどの乗り継ぎ待ちがあるので、往路と同様「Platinum & Gold Lounge」へ立ち寄りました。

 

いよいよ最後のフライト、成田行きへ搭乗します。

 

夜中の2時とかですが、出発便のピークらしく大型機が数多く出発の順番を待っている様子。ゲートを離れてから離陸まで30分ほどかかったような。

 

離陸後、こんな時間でもしっかりとした機内食が。これは餃子でした…。喰えなくはないですが、ちょっと微妙だったかも。

 

到着前の2回目の機内食

 

離陸まで時間がかかったので心配でしたが、成田にはほぼ定刻で到着となりました。

 

入国審査はスムーズに進み、手荷物も早く受け取れました。

 

ただ今回の旅行は空港に着いて終わり!じゃありません。ここから名古屋まで帰らないといけないからね。

 

名古屋までの航空便だとJALの午後6時半発が最終なので間に合いません。そこでJRを選択。品川駅まで成田エクスプレスに乗車です。通常、特急料金は1500円くらいかかるのですが、JREポイントの特典でチケットレス特急券と交換すれば720ポイントで乗れてしまいます。マイナポイントの交換先としてJREポイントを選んだので結構ポイントを持っているんですが、こうして「1ポイント=1円」以上の使い道が多いのでお得です。

 

成田エクスプレス東海道新幹線との乗り換えは東京駅だと地かホームから延々と歩くことになりますが、品川駅だとホームがほぼ隣接していて便利。「のぞみ」で名古屋へと戻った次第。