へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

庄内の旨いモノ探し、その1:まずは、さよなら「湘南ライナー」…そんなに世話になってないけど。

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庄内へ旨いモノを喰いにいったのですが、その前にちょっと葬式鉄を。

 

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夕方の豊橋駅から「こだま」で出発。

 

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車内で豊橋の駅弁屋「壺屋」の幕の内弁当で夕食にしました。ここも古くから豊橋で駅弁を売ってる会社で、稲荷寿司で有名。

 

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三島駅で下車。

 

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今日は三島駅そばの「東横イン富士山三島駅」で一泊します。

 

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朝6時過ぎに起床して三島駅へ戻ります。東横インといえば無料朝食ですが、朝6時半からの提供なので今回はパス。とはいえ、今はコロナ対策で簡単なお弁当が出るだけだからいいかな…。

 

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熱海行きの各駅停車に乗ります。

 

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熱海で東京上野ラインへ乗り換え。

 

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小田原で、東京行きの「湘南ライナー8号」へ移ります。東海道線には長いこと、いわゆる「通勤ライナー」が多数設定されており、520円のライナー券の購入で座って通勤が出来るということで人気を博していたのですが、2021年3月のダイヤ改正で全て廃止、特急「湘南」に置き換わることになってしまいました。小田原から東京まで行く場合、特急料金は1020円とほぼ倍に値上げされてしまう形になります。車両も以前は中央線の特急で使われていたE257系が投入されます。それに伴い、現在投入されている185系215系はライナーの運用から引退。185系は同時に主に使われていた伊豆方面の特急「踊り子」の運用からも全面的に退くのですが、車両としては一部が暫く残って臨時列車などに使われる予定とのこと。しかしながら、215系については現状でもこのライナー運用しか定期列車での使用がなく、その後が全く情報がないんです。この車両、まさに通勤ライナーのために生まれてきたって感じで、座席定員数を増やすために10両編成でオール2階建ての構造をしています。登場当初はライナー運用のない昼間は東海道線の快速などに使われていましたが、ドアが1両当たり2箇所しかないので乗り降りに時間がかかることで遅延することが多く、ライナーにしか投入されなくなってしまっていました。あとは夏の間だけ中央線の快速「ビューやまなし」として走っていたりしましたが、2021年の設定はなさそうな感じです。そこで、通勤ライナーの中でも215系使用の列車にお別れ乗車をしておこう、と考えた次第。

 

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小田原駅では改札口近くにライナー券の販売機がありました。販売は発車5分前までで、駅毎に販売枚数が決まっているのですが小田原駅の割当数はあまり多くないようです。ライナー券は定員制で乗車する車両を指定される形。今回は折角なので2階席に陣取ります。低めの天井の空間にボックスシートが並ぶ姿はやっぱり独特。

 

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荷物棚は座席の上に横方向に設置されています。あまり大きくありませんが、通勤客が使う前提なのでこの程度でも大丈夫なんでしょうね。

 

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1階席の方が天井が平面な分、ちょっと閉塞感が強いかな。

 

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車両の端には通常の列車のような平屋部分が。

 

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215系にはグリーン車も2両連結されていますが、こちらは東海道線の各停などでもよく見る2階建てグリーン車と雰囲気はそんなに変わりません。

 

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215系が登場したのは1992年と、実はもう30年近く経ってるんですよ。正直、このくらい使ってれば、ここ最近の傾向だとそのまま廃車となってもおかしくないかもしれません。まだ携帯電話が一般的でなかった時代、公衆電話も設置されていたことが「跡地」からも解ります。

 

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この「湘南ライナー」、途中走る線路の経由もユニーク。大人しく東海道本線を通って東京に行く列車は少なく、平行する貨物線に入ってみたり横須賀線を通ってみたり、となかなか複雑怪奇です。この「湘南ライナー8号」も茅ヶ崎から東海道貨物線に入っていきます。

 

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そのあとは横須賀線に入り、東海道新幹線と併走しながら多摩川を越えて東京都へ。

 

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そういうわけで、東京駅も横須賀線の地下ホームへの到着となります。

 

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東京駅では上越新幹線へ乗り継ぎます。乗車するのは「とき311号」。上越新幹線のなかでもコレしかない、新潟までの途中停車駅が大宮だけという超速達便です。

 

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車両はなんだか最近すっかり影が薄くなってきた気がするE2系

 

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新潟県に入るとすっかり雪景色。

 

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新潟には1時間半強で到着。ここで特急「いなほ」に乗り換えですが、新潟駅では高架化工事が進展しており、今は新幹線と在来線特急は同じホームで乗り換えができるようになっていて便利。

 

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時折日本海を眺めながら、羽越線を北上していきます。

 

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で、鶴岡にて下車しました。