へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

富士山ビューが凄い。「レンブラントプレミアム富士御殿場」宿泊。

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御殿場の高台にある「レンブラントプレミアム富士御殿場」。「有名建築家の手による富士山の眺めが楽しめるホテル」と紹介されることが多いのですが、2月にお安く予約できたので泊まってみました。楽天トラベルで朝食付きでなんと8000円! 通常であれば素泊まりでも1万円を切るようなことはないホテルの筈なんですが…。

 

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アウトレットなんかに立ち寄ったりしながら夕方にホテル着。なかなか異様な感じの外観ですが、手がけたのは京都の有名建築家、若林広幸。渋谷のヒューマックスパビリオンもこの方の作品ですが、面白いところでは南海電鉄の空港特急「ラピート」のデザインもやってるんだそうで。確かになんとなく通じるものはあるような…。もともとはオムロンの保養所として建てられたようで「ララ御殿場」としても運営されていましたが、2019年に売却され現ブランドになりました。

 

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イカーで行くと地下の駐車場に入ることになります。

 

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駐車場内にある入口からエレベーターでフロントへ。

 

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フロアプランはこんな感じ。「地下」といっても駐車場のあるフロアは2階にあたるようで、フロントと正面玄関のあるロビーは3階、ですね。

 

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フロントでチェックイン。「お部屋はおまかせ」のプランだったのですが、「富士山側の部屋とかないですよね?」と訊いたら「かなり追加料金を戴くことになりますが…」とのお返事。まぁそりゃそうですよね。

 

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部屋へ向かいます。コンクリートと金属の組み合わせって、バブル期の建築ではよくあるパターンだよねぇ。竣工は1993年だそうなので、時期的にも合ってます。

 

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アサインされたのは富士山とは反対側の箱根側に位置するツインルームでした。

 

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横方向に長い構成になっており、一角にはリビングスペースも。テレビはベッド側とこちら側に2台も置かれています。

 

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外にはテラスも。

 

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バスルームはこんな感じ。ホテルではごく一般的なユニットバスですね。

 

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早速、富士山を眺めながら入浴できるという温泉へ行ってみましょう。

 

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ちゃんとした天然温泉の大浴場です。

 

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で、その温泉からの眺めがコレです。御殿場市街の向こうに遮るものなく綺麗な姿を見せてくれる富士山はさすがに圧巻。富士山側の部屋に泊まればこの眺めが常に楽しめるわけで、このホテルはケチらずに富士山ビューの部屋を押さえて泊まるべきかもしれません。まぁ温泉からの眺めだけでも、これを好きなときに楽しめるんだからモト取ってる気がしますけどね。

 

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ロビーも富士山側に大きな窓が開け、その眺めを楽しめます。

 

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ロビーから富士山側にはテラスもあって…。

 

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ここから富士山の姿を眺めるのもいい感じです。

 

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さて今回は朝食付きプランなので夕食は別途手配となります。昔からもの凄く気になってた「名鉄菜館」がテイクアウトを始めていたので、こちらを利用してみました。

 

tabelog.com

 

そもそも「名鉄」ってあの名鉄?って感じですが、なんと吃驚ホントに名鉄のグループ企業だたったりします。しかも1969年開業という結構な老舗で、口コミ評価もかなり高くて地元でも「美味しい店」とされているようなんです。まぁ名鉄って昔は日本各地で観光開発をしてて子会社が沢山ありましたからね…。10年ほど前までは網走の流氷観光船まで名鉄グループだったんですから、東名高速が開通したタイミングで箱根への観光需要を狙ってレストランを、くらいはやっててもおかしくはなさそうです。

 

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こちら、お値段はまぁまぁお高く、麺類でも1杯1000円オーバーのプライスタグをつけていたりしますし、一品料理はシェア前提のポーション。平日ランチとかでないと一人では使い勝手がイマイチなんですが、ご時世柄テイクアウト弁当を販売しており、このセットで1400円ほど。本格中華がこのお値段で、と考えれば納得いくお値段でした。

 

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食後のデザートはフルーツゼリー。

 

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これも最近御殿場で評判になっているらしい生フルーツゼリー専門店「フルフール」で買ってきたモノ。日替わりで様々なフルーツを使ったゼリーがあるのですが、夕方になると売り切れも多く、一番ベーシックなミックスフルーツのゼリーを買いました。

 

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翌朝。実は宿泊した日は夜に福島沖地震があったタイミングでした。御殿場は東京電力管内なので影響を受け、ホテルも含めて停電になってしまいました。ホテル内は自家発電で非常灯は着いてくれたのですが、見下ろす御殿場市街は真っ暗…。

 

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今日はお天気はよさそうですが、富士山には雲がかかって少々残念な見た目。

 

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朝食はレストランで戴きます。

 

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こちらも富士山側に大きな窓があり開放的。

 

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案内されたテーブルも富士山が見える席でした。

 

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通常はビュッフェスタイルでのサーブだったようですが、今は感染症対策でセットメニューでの提供になっています。まずはコーヒーとオレンジジュースから。

 

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フルーツとヨーグルト。

 

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サラダ。

 

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卵料理、と洋風のフルブレックファーストで提供されました。

 

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パンも美味。ここはレストランもウリなんで、本来はここでディナーも戴くべきなんでしょうねぇ。

 

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朝食後、もう一回温泉に行ってみたら…富士山にかかっていた雲が綺麗になくなっています!

 

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おかげでこんな風景を楽しみながら温泉に浸かる、という贅沢な体験ができました。

 

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では、そろそろチェックアウトしましょうか。

 

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部屋からの眺めは残念な感じでしたが、やっぱりこのロケーションは魅力的なホテルでした。今度は富士山側の部屋にディナー付きで泊まってみたいもんです。かなりお高いみたいですけど。