へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

うどん目当てじゃない香川ドライブ紀行、その2:うどん県のくせにお洒落!「ザ・チェルシー・ブレス」に泊まってきた。

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高松にとっても素敵なお宿が。やっと行けました。

 

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雲辺寺から高松市まで移動。今夜のお宿である「ザ・チェルシー・ブレス」に到着です。高松といっても市の南部、高松空港にも近いくらいのロケーション。小高い丘の上に建っていました。

 

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坂を登って施設内へ。こちらは結婚式場がメインで、そこがホテルを運営している、というような感じのようです。ホテル側へはもう一段上っていきます。

 

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宿泊者用の駐車場はホテルの前に用意されていました。

 

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館内へ足を踏み入れると…どうです、このスタイリッシュな雰囲気。うどんだけじゃなかったのか香川。

 

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フロントでは座ったままゆっくりチェックイン。ウェルカムドリンクも提供されました。

 

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キーを受け取ってお部屋へ向かいますが、廊下もこの通りの映えっぷりです。客室には部屋番号だけでなく香川県の離島の名前もつけられていました。

 

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今回予約したのは、このホテルで一番小さな部屋タイプになる「デザイナーズダブル」です。

 

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エントランス近くにはクローゼットが。大浴場があるので、タオルを持っていくための湯籠が置いてありました。

 

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ルームウェアは作務衣なんですが、デニム地ってのが洒落てます。基本的には館内はこれで過ごしていいのですが、ディナーのレストランだけはNG。

 

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アメニティ類は小袋に纏めて用意。

 

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中身もかなり充実しています。

 

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客室内にはダブルベッドが1台。正直それほど広くないのですが、こちらは「部屋でまったり」というホテルじゃないのでコレで充分かな、という気が。

 

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ベッドサイドにもコンセントがありました。

 

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キャビネットの中にお茶セットがありますが、あまり活躍する機会はなさそう…。

 

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洗面台は比較的シンプル。

 

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客室にはシャワールームが設置されています。

 

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で、早速ラウンジへ。この「ザ・チェルシー・ブレス」の大きな特徴は「オールインクルーシブ」であること。夕食時のドリンク類に加え、館内にあるラウンジでフリードリンクが楽しめちゃうのです。そういうわけで、ここでは部屋に籠もらずにラウンジでドリンク片手にのんびり過ごす、ってのがお似合いなんですな。

 

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カウンターにはアルコールからソフトドリンク、軽いおつまみ類などが用意されています。もちろん、どれでも好きに頂けちゃいます。夜は夕方4時から深夜12時まで、翌朝も6時から10時までオープン。

 

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どこに何があるか、ちゃんと掲示があるのは親切です。

 

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まずはスパークリングワインから始めてみました。香川など四国の地酒や焼酎なども揃っていて、呑み助には天国かも。

 

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高台にあるのでラウンジからは讃岐平野を見渡せます。ちょうど夕陽が沈んでいくところを観ながらお酒を楽しめました。

 

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そのあとは温泉へ。内湯と露天があり、これも気持ちいいお風呂でした。内装がコチラもお洒落だったのは言うまでもなく、って感じ。

 

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では夕食のお時間。ルームウェアを普段着に着替えてレストランへ向かいます。

 

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テーブルに案内されましたが、これも黒の石盤と黒のナプキンとスタイリッシュさが凄い。

 

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最初に「お箸をお選びください」とのこと。4種類の木材から選べるのですが、「桜」でお願いしました。

 

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こちらが本日のメニュー。「瀬戸内キュイジーヌ」として、主に四国の素材を使った内容になっています。

 

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食事中のドリンクはメニューの中から好きなものを選べ、「オールインクルーシブ」ですからもちろん宿泊費に含まれています。

 

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香川の地酒のラインナップが割と揃っていたので、そちらを試してみます。今日の食事に合うお勧めを頼んだところ、綾菊酒造の「綾菊さぬきオリーブ酵母純米酒」を提案されました。

 

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で、お料理が登場。アミューズは海の幸のシューです。考えてみたらこのホテル、結婚式場が母体ってコトは「メシが旨い」のは約束されたようなもんじゃないですか!

 

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お次の2皿目はマコモダケと鮑、フォアグラと松茸をピンチョス風に仕立てたもの。贅沢ですわ。

 

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3皿目のスープは牛房のポタージュ。きくらげの飛竜頭が中に入っています。凄く「牛蒡感」はあるのに洗練されてる味なのが不思議でした。

 

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4皿目のお刺身は「香川オリーブハマチ」の炙りです。グラスに乗せられたのは背身、お皿の山葵麹をつけて頂きます。小鉢は腹身で、これは梅のソースと和えて。

 

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ここでドリンクお替わり。川鶴酒造「讃岐くらうでぃ」をお勧めされたのですが、出てきてビックリ。白いじゃんコレ! で、一口飲んでまたビックリ。カルピスやんこれ…。甘酸っぱくて口当たりもよく、ガンガンいけちゃいそうですが、アルコール度数も6%しかないので全然オッケー。そして。こんな味わいなのにちゃんと「食事に合う」という謎っぷり。それもそのはず、元々は香川の名物でもある「骨付鶏」にあうお酒、として造られたんだそうです。たまに日本酒ってのは「え?これも?」と思うようなフリースタイルっぷりを持ったヤツが出てきたりしますが、これは久々に驚かされましたよ。

 

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5皿目ですが、ここで香川!というブツ、讃岐うどん登場です。フルコースのソルベ的位置づけなのかしらコレ。ちょっとピリ辛のソースでパスタ風の仕立てです。

 

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6皿目は魚料理。八幡浜の甘鯛と蓮根のヴァプール…って何ソレと思ったのですが「蒸し料理」って意味のようです。添えられているのは松茸、和洋がいい感じで折衷されてます。

 

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7皿目の肉料理はA5ランクの香川オリーブ牛のヒレ肉。石焼きプレートで提供されました。まぁ肉がとろけますよ。

 

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食事の〆で金時芋ご飯と赤だしが出てきました。ご飯は土鍋で炊かれたもので、おこげもちょっとあったりするのが嬉しかったり。なお、お米は佐賀県産の七夕コシヒカリで四国産ではないのですが、地元のお米屋さん厳選、だそうです。

 

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デザートも2品。

 

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とにかく華やかなお皿が多く、目でも楽しめるディナーでした。さすが結婚式場、ってとこなのかもしれません。式場選びで「食事」って無茶苦茶重要ですからね。

 

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食後にコーヒーをいただいてまったり。大満足でした。

 

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夕食後はまた温泉へ。

 

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温泉の方にももう一箇所ラウンジがあります。

 

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ここにもビールサーバーがあったりしますが、湯上がり処っぽくデトックスウォーターなどもあったりして。アイスクリームも用意され、もちろんこれも自由に食べられます。

 

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翌朝、温泉での朝風呂でお目覚めです。特に大きな差は無いのですが、男湯と女湯が夜と朝で入れ替えになっていました。

 

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朝食もレストランで戴きます。こちらはルームウェアで来てもいいことになっていました。

 

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朝食のメニューはこんな感じ。

 

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バリバリな感じの和食スタイルです。

 

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お重を開けるとご飯の友がたくさん並んでいました。どれも美味でしたが、卵が妙に美味しかったのが印象に残っています。卵かけご飯にして食すのですが、こんな旨い卵かけご飯って久々かも、ってレベルでした。

 

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朝食後はラウンジへ。

 

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食後のコーヒーを戴きながら、のんびり過ごしました。

 

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チェックアウトしたのは10時半過ぎ。サービスも行き届いてたし、これはいいお宿に泊まったなぁ。

 

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帰り際、ここから高松空港が見えることを発見。ちょうど羽田からのJAL便が降りてくるところでした。