結構よかった。
今年も雲丹食いにいきたい!と友人を誘って北海道へ行ってきました。JALの新千歳行きでセントレアを出発。
ちょっとだけ富士山が見えました。
順調に新千歳空港に到着。
友人とは新千歳空港で合流予定であとから到着なので、先にレンタカーを借り出しちゃいました。早めに予約を押さえて「もっと安いところがあったら変更しよ」とか思ってたんですが、どこもどんどん値上がりしてまして…。
空港に戻って少し時間があったので「美瑛選果」を覗いてみましたが、大人気の「コーンぱん」は焼き上がり予定の30分以上前には予定数分のお客さんが並んでいるような状況でもちろん入手できず。まぁコロナ前は常にこんな状態だったわけで「通常運転」に戻っただけではあるんだろうけど。
後の便で到着した友人を拾ってまずは昼食へ。なんと「北海道はこれが初めて」だったのねキミ…すまんね最初がこんなマニアックな旅行で。とりあえず北海道の回転寿司の凄さは知らせておくべし、と千歳市内の「北々亭」にしました。
そもそも北海道の回転寿司ってベルトコンベアはあるのに寿司が廻ってるのを殆ど見かけないような店が殆ど。ちゃんと板さんが握ったお寿司が普通に出てくるんだけど、ベルトコンベアの存在意義って…。まぁ旨くて安いので何でもいいですが。この日もさんざん喰ったのに一人3000円くらいでした。
昼食後は、ほぼそのまま本日のお宿「洞爺サンパレス リゾート&スパ」までやって来ました。
館内に入るとロビーの向こうには洞爺湖が一面に広がります。いわゆる昔ながらの団体中心の大規模宿だったんでしょうが、館内は綺麗にリノベーションされ、ちょっとした高級感が漂います。
お部屋は「モダン洋室」にアップグレードしてくれました。なかなか雰囲気もいいぞ。
お部屋はレイクビュー。窓から洞爺湖の眺めが楽しめます。
こちらのホテル、温水プールがあるんですよ。しかも結構アミューズメント系のやつが。
折角なんでこちらも楽しませてもらいました。北海道に水着持って行くなんて…と思ったら、去年行ったクラブメッドでもプールに入ってたわ。特に「北海道感」はありませんが、そもそも札幌とかから来るファミリー層がターゲットだったりするんでしょうし、まぁそんなもんでしょう。
こちらのホテル、温泉もいいんですよ。インフィニティプールのように湖面に繋がるような感覚が味わえる広い露天風呂に内風呂も充実、とっても快適でした。
夕食はバイキングスタイル。これも悪くない感じなんですが…。
特筆すべきなのがデザート系の謎の充実っぷり。マジでパティシェ謹製でショップに行けば1個500円くらいで売ってそうな見た目と味のスイーツが並んでてかなり吃驚です。いやここまで気合い入れるか? この手のバイキングって料理には凝ってたりしても、デザートは業務スーパーでも売ってそうなヤツを混ぜ込んでごまかすトコも多いのに、そういう手抜きが一切感じられないのは謎。
アイスクリームもハーゲンダッツだったりして。正直デザート目当てに選んでもアリ、かも。
洞爺湖では4月から10月まで毎日「ロングラン花火大会」を開催しています。この日も夜8時45分から15分ほど花火が上がりました。湖畔のホテル全てで鑑賞できるように打ち上げ場所を移動しながら打ち上げを行っているようで、客室の窓からも鑑賞は可能。ただし最初から最後まで見たければ外に出て見て下さい、とのことでした。打ち上げ場所によっては死角になって見えない時間帯もあるから、だそうです。
朝食もバイキング。
料理は豊富に揃い、なかなか楽しめます。
最近の北海道のホテル朝食では定番化しつつある「たっぷりのイクラ丼」も出てきます。
朝食もスイーツ系の充実ぶりは健在。さずがにこっちは業務用シートケーキっぽいヤツが少し混ざりますが、それでも「ホテルで作りました」な品々が中心です。
ホテルをチェックアウトし積丹半島へ向けて北上。サイロ展望台にも立ち寄ってみたり。
昼食はニセコ周辺で、と最初はジンギスカンのお店に行ったのですがちょうど満席。店員さんから妙に何度も「待って頂いてもいつご案内できるか解らないんですぅ」と繰り返され「あ、これは”帰れ”って言いたいのね」と退散。ニセコ駅まで戻りました。
駅舎の喫茶店「ヌプリ」。
ここのカレーが絶品なんです。今年の春に店主が交代されたそうですが、味は変わらず、ですね。
ニセコ駅にはちょうど行きたい場所もあったので。
「ニセコ鉄道遺産群」として転車台にSLなどが保存されているのですが。
目玉はこのキハ183系「ニセコエクスプレス」でしょう。北海道のリゾート列車として登場し、名前の通り冬には新千歳空港からニセコエリアへのスキー列車として運転されていました。2017年に引退しましたが先頭車1両がクラウドファンディングで保温され、ここニセコに運ばれました。
移設されたのは新型コロナ流行後。公開もかなり限定的で、現状では車庫に保存されている車両を、扉を開放された状態で眺めるだけになっています。車庫から引き出しての公開も時々あるみたいですが…。
そのまま北上し神威岬まで到達。
ただし強風のため岬の先端までの遊歩道は閉鎖されていました。