へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

ついでにハマるバリ?その1:4年半ぶりのシンガポールへ。

久々の海外です。

シンガポールとバリ島へ行ってきました。久々にシンガポールへ行きたいな…と思っていたのですが、航空券は軒並み往復10万円以上。そんな中、シンガポール航空が期間限定の割引キャンペーンを実施し、シンガポールまで往復12万円くらいのところバリ島まで乗り継ぎを付けると6万円台に! 余計に乗った方が安いという謎設定ですが国際線航空券ではよくあること。まぁバリも30年ぶりくらいだしいいかぁ、ということで、シンガポールで1泊してバリで2泊、というスケジュールで確保した次第。

 

出発はセントレアから。ANA上級会員のベネフィットとしてラウンジが利用できるのですが、現在セントレアの国際線制限エリアのラウンジは営業時間が限られており、この時間利用できるところはありません。そのかわり、1800円分の空港内で使えるバウチャーを頂きました。600円券が3枚貰える上、飲食でなく物販でも使えるという太っ腹な内容です。

 

そういうわけでクーポンで朝ご飯、とコメダ珈琲にやってきました。本当はプライオリティパスでメシ喰おうと思ってたんですけどね…。ここで旅行に必要な書類などをチェックしました。この時点でシンガポールはワクチン接種していれば入国可能でしたが、コロナ以前と違うのは「SG Arrival Card」を事前にネットで申請しないといけないこと。またインドネシアは特に制限はありませんが到着時にビザを取得する必要があります。これが事前にウェブ経由で申請できるようになったので申し込んでおきました。

 

ちょうど600円だったアイスウィンナコーヒーを注文。朝なのでもちろんモーニング付きです。食パンに小豆、ホイップクリームを盛り盛りにするというヤバい朝食になってしまったよ。

 

クーポンの残りは出国審査後のエリアで消費しました。ちなみにセントレア、アンケート「空旅リサーチ」って国際線でもやってたのね…。これまたペットボトルのお茶とか貰えて有り難いことです。

 

機材はB787-10。シンガポール航空、まだセントレアは週3便しかないんですよ。

 

まぁ乗ってみたら搭乗率4割ってとこかしら。そりゃ便数少なくなるよな…。

 

離陸するとカートでのドリンクサービスが始まりました。昨年GWのタイも往路はシンガポール航空利用でしたが、あのときはコレはなかった筈。ちょっとづつコロナ前のサービスが戻りつつあるんですな。ここはシンガポールらしくシンガポールスリングを頂いてみました。

 

ただメインの機内食はシンプル。メインにパン、チーズ程度といった構成です。シンガポール航空といえばエコノミークラスでもトレーいっぱいにお皿が並ぶイメージだったんですが、まだそこまで戻っていないようです。ただこのチキン、お味はなかなかでしたよ。

 

食後のデザートはハーゲンダッツのアイスクリームで。

 

名古屋からおよそ6時間、2018年9月からおよそ4年半ぶりのシンガポールが見えてきました。

 

到着し入国審査へ。空港の賑わいはすっかり以前の姿を取り戻したような雰囲気で、ショップなども殆ど営業しているみたい。

 

入国審査上の前にはこんな看板が出ていました。「SG Arrival Card」未申請の方はこちらへ、という案内ですが、何があるのかと思ったらPCが何台か置かれていて、そこで申請するみたいでした。特に事前申請が済んでいるからといって変わったことはなく、通常通りにブースに並んで審査を受ける流れ。ただ、入国スタンプは押されずにメールで「入国したよ」という通知が来ていました。

 

シンガポール市内までは鉄道、MRTを利用します。以前来た時に買ったEZ-Linkカードが10ドルちょっと残っていたはずなので持ってきましたが、ちゃんと使えました。空港から中心部まで3ドルしないという安さがいいのよ。

 

シンガポールでの宿泊先はチャイナタウンの「ポーセリンホテル」にしました。とにかくシンガポール、ホテル代が無茶苦茶高くなってます。シンガポールドルも1ドル=100円前後になってしまっているのもありますが、マリーナベイサンズなんて1泊8万円とかザラ。ビジネスホテルのレベルでも1万円以下はまず見当たらず、カプセルホテルみたいなことろでも5千円を超えるのが珍しくない感じです。そんな中、こちらは個室で8千円程度という有り難いお値段で取れました。

 

チャイナタウンの伝統的な建築であるショップハウスを改装したホテルですが、内装はなかなかお洒落です。

 

お部屋も綺麗でお洒落なんですが、なんせお安いだけあって激セマでした。過ごせる場所がベッドの上しかなく、デスクやテーブルもありません。でも寝るだけのつもりだったんで全然オッケー。

 

設備は一通り揃っており、冷蔵庫にセーフティボックスもありました。使い捨てスリッパも備え付けられており、ミネラルウォーターのボトルも2本ついてきます。

 

バスルームはシャワーとトイレが同じフロアにある、アジアでは良く見かけるタイプのやつでした。シャワーを使うとトイレや床がびしょ濡れになるんですが、便座のフタが大きいので便座は濡れないようになってます。また意外と床とかも速く乾くので、そんなに不便でもありません。

 

で、早速向かったのは近くにあるホーカーズ「マックスウェルフードセンター」。

 

この中に店を構える「天天海南鶏飯」はシンガポール名物のB級グルメ「チキンライス」でシンガポールでもトップクラスに旨いといわれるところ。ここに行きたかったのよ! たくさん並ぶお店の中でも一際長い行列が出来ているのですぐわかります。

 

メニューはもちろんチキンライス中心。でも中サイズで6ドルかぁ…。昔はチキンライスなんて3~4ドルくらいだったような。

 

これがずっと喰いたかった!チキンライス6ドル也。これで日本円にすると600円って、シンガポールの物価も随分上がったなぁ、という感じです。日本が安くなっただけか? チキンライスはしっとりやわらかなチキンに鶏のダシがしっかりきいたご飯と安定の美味しさです。これ、日本人が好きそうな料理だと思うんだけど、なんで日本で流行らないのかしら…。タイ料理のカオマンガイと同じようでちょっと違う。シンガポール料理店には大抵あるけど、そもそもシンガポール料理店ってそんなにないからね。

 

なお店頭にこんな張り紙があってちょっと吃驚。旧正月期間はお店を休みます、という内容なんですが、シンガポールってそこまで旧正月の影響があるって感じが今までなかったんです。しかも訪問日の数日後からお休みだそうで、日程の組み方が少しずれていたらココのチキンライスを食えないまま帰らなきゃいけなかったのか、と思うとね。

 

そのあとはシンガポールらしいところを久々に巡ってやろうと、マーライオンパークへ。

 

多くの観光客で賑わってました。ここは夜のほうが映えるな。

 

オーチャードロードにも行ってみます。

 

ここは以前、かなり大きなDFSがあったところの筈。既に経済活動も平常運転に見えるシンガポールでしたが、観光業はまだ傷んだままのところも多いのですかね。

 

しばらく通りをお散歩。日系デパートも昔から伊勢丹高島屋が出店していますが、最近はドンキの方が元気がある感じ。

 

続いてリトルインディアへ向かいます。本場のインドはこんなに生易しいもんじゃありませんが、それでも街ゆく人々や漂う香りは明らかにインド。超近代的な街並みからエスニックな雰囲気まで地下鉄で数駅で行けちゃうのがシンガポールの最大の魅力だと思います。

 

ここリトルインディアの有名店「ムスタファセンター」。家電から金から下着からお菓子まで、何でも安く売ってる「カレー風味のドンキ」みたいなお店です。ただ、1シンガポールドル=100円ともなると「日本で買っても変わらんな…」というモノばかりになってしまった気がしますね。

 

チャイナタウンへ戻ってきました。

 

シンガポールの他のエリアでは殆ど見かけなかった旧正月の装飾が至る所に飾られています。シンガポールってこんなに地域性あったのね。

 

通りには出店が並び、旧正月グッズと思しき商品が売られていました。でも以前はこのあたり、飲食店の屋台街みたいなところがあったはずなのに、今では見当たりません。ホテルに戻る前に何か軽く食べようと思ってたのに…。

 

ホーカーズも夜10時にはお店が閉まってしまいます。そこで半ば仕方なくマックへ来てみた次第。こういうところもシンガポール限定のメニューがあったりするので意外と面白かったりします。

 

旧正月メニューとしてイチオシっぽい感じで出ていた「Prosperity Feast」セットにしてみましたが、これで10ドル超え。日本と変わらんぞ物価感覚が! ちなみに日本語で言えば「繁栄のごちそうセット」って感じですかね。カーリーフライにビーフバーガー、ライチ味のソーダにいちごパイの組み合わせです。

 

Prosperity Beef Burgerなるものの中身はコレ。潔く「肉」しか挟まってません。肉々しい感じではありましたが、味は普通かな…。