もう4年前だけど。
2日目の夕食。駅前エリアに行ってみると、昼間の閑散さがウソのような賑わい。飲食店には沢山のお客が入っており、多くの人が町を行き交っています。最近オープンしたらしい洒落たお店も結構ありました。夜はこんなに栄えてたのか…。
色々と良さげなお店はありましたが、ここは帯広が本拠の焼肉店「平和園」本店を選択。当然お店は満席で、1時間ほど待ちました。
このお店、どうもエアコンがないみたい。酷暑のせいで夜になっても全く涼しくありませんが、ここは汗ダラダラで喰うか。
ドリンクは「地発泡酒ほろ」。平和園オリジナルらしいですが、地ビールじゃなくて地発泡酒ってのは珍しくない?
まずはジンギスカン、平和園カルビ、道産特ハラミの3皿をオーダー。
ジンギスカンがめちゃウマだったので追加は特上ジンギスカンにしてみました。でも普通のジンギスカンの方が程々に油が付いてて旨いような気がした…。
ここまでで充分満腹な気もしたけど、追加でハーフの冷麺を頼んで〆にしました。これでしめて3500円ほど、安いな。
ホテルに戻り、近くのイオンで仕入れておいた六花亭のスイーツを。ショートケーキは300円ちょっとしましたが、昔はもうちょっと安かったかも。六花亭は和菓子もなかなか美味しく、この冷やししるこもイイ感じでした。
翌朝、2泊過ごした「北海道ホテル」を9時頃にチェックアウトしました。
3日前に空港バスを降りたバス停へ。帯広空港からホテル廻りのルートで運行するリムジンバスは「道の駅おとふけ」が終点となっており、帯広市内ホテルから終点までの区間も利用可能になってるんです。「道の駅おとふけ」は昨年春に移転オープンしていますが、敷地は「柳月スイートピアガーデン」のお隣。9時過ぎにホテル前から出るバスに乗れば2時間ほど滞在できてそのまま空港に迎えるので、ちょっと行ってみようと思った次第。
帯広空港からやって来たバスに乗車。運転手さんから「えっ乗るんですか?」みたいな反応されましたが、まぁこんな利用するヤツ実際には殆どいないだろうなぁ。
「道の駅おとふけ」は道東道の帯広音更IC近く。ホテルからは30分ほどかかります。
全体の敷地構成はこんな感じ。バス停は都市間バスが発着しパーク&ライドの拠点という位置づけもあるようです。道の駅で荷物が預けられるような場所がないか聞いてみたのですが一切なし、とのこと。まぁクルマで来る前提なんで、「大きな荷物を預けて動き回りたい」なんてニーズはないだろうから仕方ないね。
まずは隣接した「柳月スイートピアガーデン」へ。帯広を代表する菓子店の一つ「柳月」の工場兼直売所で、看板商品「三方六」の切れ端を格安で販売していることで知られます。ただ通常は開店前に並ばないと買えないシロモノ。2年前に来た時にはゲリラ的な追加販売があったのですが、この日はそんなことも起きず…。
ここでしか食べられない「きなごろもソフト」を頂いたりして過ごします。また「はちみつレモン三方六」とかスイートピアガーデン限定の商品もあって、少しお買い物も。
道の駅方面へと戻りますが、敷地内には2019年のNHK朝の連ドラ「なつぞら」のロケセットを再現したコーナーがありました。4年前のコンテンツをまだ引っ張ってるのが凄いぞ。そういえば帯広駅構内の特産品販売エリアでもまだ「なつぞら」激推ししてたな。
本棟には特産品を中心とした販売コーナーやレストラン、フードコートなどがありますが、店のラインアップはなかなか個性的。8月初旬には移転後200万人目の来場者を迎えたとのことですが、その人気も頷ける感じです。
なぜかこんなものも。「駅」だから?
こちらのフードコートには有名店「豚丼のぶたはげ」が出店しています。ココでした提供していないらしい「オトプケとん汁」ってのが妙に魅力的でそれに惹かれてここまで来たってのもあったのですが、何故か8月は提供中止中。
ただ豚丼だけ食うのもわざわざここまで来た甲斐がないなぁと思ったのですが、お隣にあった「洋食プチジョア」の「白いオムライス」とやらが妙に魅力的。
野菜や卵を音更産にこだわったオムライスはかなりハイレベル。美味しく頂きました。
ではそろそろ空港行きバスの発車時刻。この週末は「来場者200万人記念」として1000円以上の飲食やお買い物で1回参加可能な抽選会が行われていました。お昼ご飯で1000円超えてたのでクジを引いたらなんと当たり!500円のお買い物券をもらっちゃいました。慌てて直売所でお土産を買ってきたところです。
バス停には既にスーツケースを持ったお客さんが何組か待っていて「ここから帯広空港まで行く人、意外といるんだなぁ」とちょっとビックリ。で、定刻前に1台のバスが到着し乗り込もうとしたら「毎薬のお名前は?」え?と思ったらコレ、新千歳空港行きの都市間バスだったんです。待っていたお客さんも新千歳空港まで向かう人たちで、家族がクルマでここまで送ってくれた、という感じ。その直後に帯広空港行きのバスが到着しましたが、こちらにここから乗ったのは結局自分だけでした。
「道の駅おとふけ」から帯広空港までは1時間半ほどかかりました。
帯広空港はもともとJAL系が強かったところ。チェックインカウンターもANAよりこちらのほうが心持ち広めのような気がします。
ターミナルビル内にはセントレア行きの季節運航便のポスターなんかが設置されていました。
帯広空港には六花亭の支店があります。基本的には焼き菓子系のみを扱っているのですが、何故か「サクサクパイ」が売られてます。最後のおやつとして購入。あとは一部の直営店で買える「マルセイバタ」も売ってます。これは「マルセイバターサンド」などに使われているバターを家庭用に販売しているもの。バターなんで溶けたりする可能性があるわけで、最後の最後に空港で買えるのはありがたいんじゃないでしょうか。
展望デッキにも出てみましたが、北国だからなのかオープンデッキはないみたい。
到着機材遅れで中部行きは15分遅れでの出発でした。一昨日来たときも到着が遅れたんですが、なんか常態化してる?
ゲートを離れたのは午後3時頃。
いかにも十勝らしい大地を眺めながら離陸です。
東北沖に台風がいたためか、津軽海峡の上を通って日本海側に出て南下するコースを飛んでました。これは新潟市周辺ですが、こんな風に飛ぶのは珍しい気がします。
セントレア到着はほぼ定刻。