「青春18きっぷ」で広島に行ってきたのですが、帰りがヤバかったです。
名古屋からは始発の大垣行きで出発です。
大垣と米原で乗り換え、姫路に到着したのは朝9時半ころ。ここで乗り換え待ちが30分ほど発生しました。この秋からJR西日本はいくつかの路線で減便したこともあって、山陽線の乗り継ぎはかなり不便になった印象です。
まぁ駅から姫路城を眺めたりして時間が潰せますけどね。
姫路からは播州赤穂行きに乗車し、福山行きに乗り換えました。115系の3両編成ですが、中間車を先頭車に改造した「食パン電車」が繋がってます。
この列車の中で昼食としたのですが、頂いたのは姫路駅で買った「関西シウマイ弁当」。
この11月から、「崎陽軒」と姫路の駅弁屋「まねき食品」とのコラボ企画として「関西シウマイ弁当」の販売が始まっていたのでした。ホームの売店では朝9時から販売となっていますが、かなりの人気らしくもう数個しか残っておらず、せっかく来たので入手した次第。これ、姫路駅でしか買えないんですよね。
中身はすっかり「シウマイ弁当」なんですが、確かに味は少し違う…ような気がします。
福山から糸崎、そこでまた乗り換えです。山陽線を移動すると糸崎での乗り換えとなることが多いんですが、最近はここでの待ち時間が凄く長いケースが多くて…。
名古屋からおよそ10時間、広島には午後3時過ぎに到着です。バスに乗って本日のお宿「ANAクラウンプラザホテル広島」にやってきました。
チェックインを済ませたら広島平和記念資料館にでも行こうかな、と思ったのですが、今日はかなり混雑しているようで30分ほど待つ羽目に。広島県でも「県民割」を実施中で、どうもそれを利用している地元の方がかなり泊まっているようでした。
宿泊したのはスタンダードのダブルルーム。それほど広くはありませんが快適です。
デスクなどは部屋の片隅に纏まって設置。
ホテル前の平和大通りではイルミネーション開催中でした。
夕食は「ばくだん屋」へ。広島つけ麺の有名店で、昔は名古屋にも支店があったんですよね。
名古屋にお店があったときには時々行ってたんですが、かなり久しぶりに戴くことができました。
翌朝、広島はなんと雪。
朝食付きプランでしたので、1階のレストランへ。
窓に面したテーブルに案内して貰いました。
基本的にはビュッフェスタイルなんですが、メインの卵料理だけはスタッフが運んでくれる形でした。
朝からカレーも。広島らしくお好み焼きもありましたよ。
ホテルをチェックアウトして、昨日来れなかった広島平和記念資料館へ。
こちらの展示は2019年に呂ニューアルされていますが、以前よりもより強烈な印象を残す内容になっていたように感じました。エスカレーターで昇るとまずは原爆投下前の広島の姿が。その次の展示室では原爆投下時の広島が描かれます。そこからは黒を基調とし彩度を落とした展示室に、被爆の遺品がこれでもかと言わんばかりに並べられ、かなり感情に訴えかけてくるような気が。
そして次のセクションはファクトベースでの資料展示が中心。とにかく見どころが多くなっていたように思います。
いわゆる「原爆ドーム」、被爆前はこんなに立派な建物だったのか…。
ここ広島平和記念公園は、あの丹下健三の代表作であると同時に、その建築家としての地位を確立した出世作でもあります。
慰霊碑の向こうには原爆ドームが見えます。この原爆ドームをモニュメントの一つとして捉えた設計案を出したのは丹下健三だけだったそうな。当時、この建物を保存するか否かの議論があったそうなのですが、この配置が保存に大きな影響を与えた面もあったようです。
原爆ドームにも立ち寄り。
原爆ドームのすぐ裏手には「おりづるタワー」があり、屋上は展望台になっています。ちょっと寄ってみようかと思ったのですが、入場料が何1700円! まぁその価値はあるのでしょうが、この日は15分くらいしか時間が無かったのでパスしました。
市電で広島駅へ移動。
もうちょっと寄り道しようかとも思ったのですが、この日は大雪の予報も出ており、関ヶ原あたりがヤバそうなので早めに帰ることにしました。
糸崎で約30分の乗り換え待ち。
相生で新快速へと乗り換えです。
この日は三ノ宮でいったん下車。2021年限りで日本撤退となるエディー・バウアーのフラッグシップストアだった店舗に寄ってみました。結構よく買ってたんだけどな…。既にアパレル商品は殆ど残っておらず、什器などが売られているような状態でした。
あとは南京中華街で軽い夕食。
いろいろと食べ歩きがお手頃価格で楽しめるのがいいんですよねココ。
三ノ宮を午後7時過ぎに出る新快速に乗車、あとは米原で乗り換えれば名古屋へ帰れる…はずだったのですが、ここからが割とタイヘンなことに。まず乗車した新快速ですが、新大阪を出たあたりでいきなり「この列車は行先を草津に変更します」という謎のアナウンスが。京都で降りて駅員に尋ねたのですが全く情報が無い様子。「もし雪で遅れてるようなら京都から新幹線で米原に行こうと思うんですが」と尋ねたのですが、次に出る米原行きの各停は米原まで行きます、との案内だったのでそれに乗ることにしました。しかしながら安土で「この先の列車が詰まっているのでここで停車」と止まってしまうこと約1時間。その間、全く情報が入ってきていないようで、殆ど具体的な案内はありませんでした。
まぁこんな雪の降り方じゃ仕方ないんですけど…。
結局、米原駅には1時間20分以上の遅延で到着しました。幸いなことに大垣行きが15分ほど遅れており、乗り継ぐことができました。
雪で遅れるのは関ヶ原あたりってのが定番ですが、彦根あたりで大雪ってのは珍しいんじゃないかしら。なお、大垣では東海道線の上り大府行きの最終に間に合うことができ、名古屋までなんとか帰ることができました。つまりは、この後の列車に乗ってれば当日中に名古屋に帰れなかったってことだよな…。