へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

広島お泊まり会の旅、その2:湯木温泉と激混み?芸備線。

18きっぷシーズンだけらしいけど。

 

今回のお出かけはもともと「お泊まり会」。五日市で下車しバスに乗ります。

 

およそ1時間15分、終点「湯来ロッジ前」に到着しました。

 

この湯来温泉にある「湯来ロッジ」は国民宿舎ですが、かなり高評価の宿のようです。確かに建物は新しく立派。

 

敷地は水内川に面しており、川遊びなどもできるようです。

 

客室も温泉も川に面して配置。夜はライトアップされていました。

 

ロビーを出るとこんなデッキも。

 

温泉はコチラ。内湯は割と広め、露天風呂も川の景色が眺められていい感じでした。温泉は日帰り入浴も受け入れていますが、川遊び後らしき子供連れなども見かけます。

 

夕食・朝食ともレストランでの用意でした。

 

食事は結構旨かったです。卓上で炊きあげる釜飯とかも。

 

夕食のデザートはバイキング形式。品数が多いわけじゃないんですが、なかなか趣向としては楽しくていいよね。

 

朝食はフルバイキング。

 

このあたりは「こんにゃく」が名産らしく、朝食にも出てました。

 

朝9時前のバスで五日市まで戻りました。

 

五日市からの帰りも「青春18きっぷ」利用です。

 

そのまま山陽線を直行して帰ってもよかったのですが、このくらいの時間だとちょうど芸備線が上手く乗り継ぎができるスケジュールで移動可能。まずは広島から三次行きの快速に乗車します。お泊まり会で一緒だった友人が一名、途中まで同じルートで同行することになりました。

 

三次到着。

 

ここで30分ほど待ち時間があるのですが「次の列車に並んでおかないと座れないよ」と友人。確かにかなりの乗客がいて、立ち客も結構出る状況でした。

 

ホームの床面にはこんな乗車口案内が貼られていました。いかにも後付けですが、それだけニーズがある、ってことなんでしょうな。

 

備後落合に到着。この時間、この駅はこの時間、三次から来たこの列車に新見から来た芸備線木次線と3本の列車が一堂に会するため、山奥の駅とは思えないような賑わいとなるんです。

 

新見行きはなんとかボックスシートの席を確保できました。芸備線JR西日本エリアでも屈指の閑散ローカル線で、廃止したいJR西日本vs残したい広島県知事がバトルを繰り広げています。そんなハナシがウソのように混んでますが、これは恐らく大半が「青春18きっぷ」で乗る鉄道ファン。地元の日常利用と思えるような人はいなさそうです。沿線も「人里離れた場所」というわけでもなく民家がところどころに見られますが、それでも「使われていない」のであれば「日常の足」ではなく「アトラクション」でしかない、のかもしれませんね。

 

新見に到着しました。

 

そういえば伯備線の特急「やくも」も永年にわたって旧国鉄時代の車両を使ってきましたが、来年には新型車両が入るんですよね。

 

ここで次の普通列車を待つと名古屋まで帰れなくなるので、特急「やくも」で岡山までワープすることに。JR西日本のウェブ予約サイト「e5489」専用で「トク特チケットレス」という特急券が利用前日と当日の販売限定で設定されており、通常だと指定席特急券1730円のところ700円で乗れてしまうんです。自由席特急券買っても1200円の区間ですから驚愕の割引率、なんでだ。

 

内装は綺麗になってますが、乗り心地はやっぱり古さを隠せません。これも来年春まで、ですからね。

 

そのまま瀬戸大橋線で四国へ渡るという友人と別れ、こちらは山陽線東海道線で名古屋を目指します。岡山で姫路行きへ乗り継ぎましたが、こちらが凄い混雑。結局立席になり「途中で降りる人がいるからそのうち座れるだろ」と思ってたら殆どの乗客は終点まで乗り通し、姫路まで立ちっぱなしになってしまいました…。姫路で新快速、米原で快速に乗り換えて帰ってきました。

 

名古屋駅のホームにはこんなものが。現在、名古屋駅はリニア駅の工事の関係で1番線が閉鎖されています。このスペースを有効活用しようと、線路上に床面を造ってイベントスペースに転換、その第一弾として「世界の山ちゃん」が食べ放題・飲み放題のビアガーデンを出すことになったのでした。なかなか面白そうなんですが、「世界の山ちゃん」といえばスペシャリテともいえる「幻の手羽先」食べ放題ではなく1人前だけの提供だそうで。それだとちょっと魅力半減じゃね?