へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

名古屋ツアーにごあんない、の巻。

東京から友人が遊びに来たので、色々ご案内してきたよ。

 

東京からのご一行は金曜夜、JALの羽田便にてセントレアに到着。名古屋駅まで出て「味仙」で遅い晩ご飯となりました。

 

www.misen.ne.jp

 

台湾ラーメンで有名な「味仙」ですが実は5系列あるって知ってました? 本家とされているのは今池の「味仙」ですが、名古屋駅の支店はこの「今池味仙」系列。セントレアにあった「味仙」も以前は「今池味仙」系列でしたが、一旦閉店して復活後は「矢場味仙」の支店となりました。東京に進出しているのは「郭 政良 味仙」の支店。同じ名前ですが5兄弟がそれぞれ経営しているので、メニューだけでなく味も違う、なんて言われてますが…。

 

「味仙」は基本的に本格中華のお店なので料理は大皿モノが多いので、人数が多いといろんな種類の料理が頼めるんですよね。久々に来たけど、何頼んでも旨いなこの店。店員さんが適度に「雑」な接客でポカミスも時々あるあたり、名古屋駅にあっても本店の風情が漂うぞ。

 

〆はもちろん台湾ラーメン。日和って辛さ控えめの「アメリカン」にしたのですが、それでも相当に辛い! 味仙の台湾ラーメンってこんなに辛かったっけ? でも怖いことに、それでも喰っちゃうのだわ…。

 

翌朝は名古屋駅に集合してモーニング。名古屋発祥のカレーチェーン、「CoCo壱番屋 名駅サンロード店」です。

 

www.ichibanya.co.jp

 

ここのココイチには恐らく世界?でもここだけのモーニングメニューがあるんです。

 

その名も「スパイスアップモーニングセット」。こちらはハムと野菜の入ったホットサンドですが、パンからはほんのりとカレーっぽいスパイスの香りが漂います。

 

クロワッサンとトーストのセットもありますが、このパンもやっぱり微妙にカレー風味。スクランブルエッグとソーセージのついたDXセットが650円、ないのが500円でどれもドリンク付きです。ボリュームも結構あって、なかなかお値打ちではないかと。

 

jouhou.nagoya

 

「でもなんでココイチでパン出してんの?」という感じですが、実はこの店舗の隣にココイチの新業態「SPICE UP!COCOICHI BAKERY」というパン屋さんが昨年12月にオープンしたんです。恐らく、コチラのパンを出してるようです。

 

朝食の後は名鉄特急で知多半島の河和まで移動。名古屋民には比較的ありふれた存在でもある「パノラマSuper」ですが、展望席を取ったら皆さんテンション爆上がりでした。まぁ考えてみたら、こんなバリバリの前面展望の展望席のついた列車なんて首都圏には小田急ロマンスカーくらいしかないし、編成数も多くないから滅多に乗れるもんでもありませんしね。

 

河和からは高速線で愛知県に3つしかない有人離島の一つである日間賀島へ渡りました。

 

www.chunichi.co.jp

 

日間賀島へ行った理由はコレ。番組を見てタコが食べたくなった、とのリクエストがあったからでした。NHKの朝の連ドラや他がドラマほどじゃないだろうけど、この番組も経済回してるのね。

 

日間賀島はそれほど大きな島ではありません。西港周辺のお店などを覗いていたら、「トゥクトゥク日間賀島を一周観光」なんてポスターを発見。フォトスポット1箇所に立ち寄って島を1周して4名まで2000円、6名まで3000円なので1名500円くらいで乗れちゃいます。面白そうなので乗っちゃいました。

 

ドライバーさんの観光案内?を聞きながら島を反時計回りに一周しました。途中立ち寄ったフォトスポットは「どこでもドア」。

 

そこで教えてもらった、日間賀島では一番最近できたお店という「たこ焼きスッパマン」で一休みです。

 

店の名前は謎ですが、日間賀島名物のシラスをのせたたこ焼きという「日間賀島名物ツートップ」みたいなメニューがありました。意外と合うねこの組み合わせ。

 

そこから東港付近まで歩き、「島カフェBarca」でお昼ご飯です。

 

日間賀島名物のしらす丼生しらすと茹でしらすがたっぷり乗った丼の定食が1200円なのは観光地としちゃリーズナブルだと思います。あ、たこ串も追加してますなコレ。

 

www.himaka.net

 

ちなみに今、日間賀島ではこんなキャンペーンをやってまして、セントレア着の搭乗券を持ってれば西港の観光案内所で島海苔とキャンペーンカードを受け取れます。このカードをサービス提供店に持って行くとプチプレゼントとか割引とかが受けられるんですが、コチラのお店もお食事50円引きとかにしてくれました。

 

西港からは高速船で5分ほどの篠島へ行ってみました。ただコチラ、午後3時になると観光客向けのお店とかが軒並み閉まってしまう様子。

 

こちらは篠島神明神社。なんてことない小さな神社に見えますが、この社殿は伊勢神宮で20年ごとに行われる式年遷宮で出た古材を譲り受けて建てられたものなんだそうです。確かに社殿、伊勢神宮によく似てるような…。伊勢神宮の古材を譲り受けて社殿を建てているのは全国でも篠島だけといわれているそうで、実は貴重かも。

 

あとは篠島の海水浴場でちょっとのんびり。

 

名古屋市内へ戻り夕食。回転焼肉だ!

 

www.isshobin.com

 

三重県松阪市を本拠に展開する焼肉チェーン店「一升びん」、中京圏ではテレビCMもやってて割と有名です。松阪市にある支店には回転レーンのあるお店があるんですが、名古屋駅周辺にできた「イオンモールNagoya Noritake Garden」にも回転レーンのある「一升びん」がオープンしました。

 

slips.hatenablog.com

 

そういえば松阪のほうは2年前に行ってたな…。「お肉が廻っておもしろーい」だけじゃなく、お得に松阪牛が戴けるのが最大の魅力です。特にお買い得なのが「松阪牛の切り落とし」で、端っこでも松阪牛の旨さはそのままですからね。

 

3日目の朝も名古屋名物。最近何故か大人気のケーキ「ぴよりん」のついたモーニングから始まりました。

 

piyorin.com

 

「ぴよりんモーニング」が頂けるのは名古屋駅のコンコースにある喫茶店「カフェジャンシアーヌ」です。入店までは30分ほど待ちましたが、店頭ではテイクアウト用の「ぴよりん」販売開始を待つ人も既にかなり並んでいました。確かに昔から人気のケーキではあったけど、以前はこんなに「並ばないと買えない」ほどではなかったような気がするんだよな…。どうも将棋の藤井聡太七冠が2021年の対局の際に「おやつ」として食べたことでブレイクしたっぽいんですが、それにしても未だにその勢いが衰えないのは凄いのでは。

 

名古屋コーチンのプリンをババロアで包むような構造なため非常に柔らかく、崩さず持って帰るのが「ぴよりんチャレンジ」と言われるほど。内部構造はこんな感じです。あまりの人気に来年には製造工場を拡張して生産能力を2倍に増やすらしい…。その崩れやすさで名古屋駅でしか販売されていませんでしたが、各地の催事にも少しずつ出るようになり、最近では仙台まで行ったらしいけど。

 

続いて赤福氷。伊勢名物として不動の人気を誇る「赤福」がイートインで提供するかき氷で夏季限定です。基本的には伊勢周辺の「赤福」の店舗でしか出していないのですが、東名阪道の御在所PA、それと名古屋市内の松坂屋本店およびJR名古屋ヤカシマヤでも食べることができます。コレもある意味「名古屋ならでは」でしょ。

 

考えてみたらここまで「名古屋!」ってトコに行ってないぞ。そういうわけでベタですが名古屋城へ、ということになりました。名古屋城天守閣は耐震性の問題等から2018年から入場できなくなっているのですが、意外と知られていないんですね…。

 

そのかわり、というわけでないのですが、2018年に「名古屋城本丸御殿」が復元され公開が始まりました。こちらは尾張藩主の住居であると同時に将軍が来た際の宿泊所だったところ。当時の粋を極めた豪華建築だったのですが、こちらも名古屋城と同じく1945年の空襲で焼失。ただ詳細な図面などの資料が残っていたことから、かなり忠実に復元されたようです。名古屋城に入れない分、コチラでも充分満足して頂けた様子でした。

 

お昼は名古屋名物、でありながら意外と影が薄い「あんかけスパゲティ」というわけで金山駅前の「ユウゼン」へ行きました。「ユウゼン」の本店は栄にありますが、老舗の「ヨコイ」や「そーれ」に次ぐ歴史のあるお店だったりします。あんかけスパの最大の特徴は恐らく「何だかよく分からない味」ではないかと…。個人的には旨いと思うんですが、確かに洋食なのか和食なのか中華なのか判別が付かず、そのどれでもあるようでどれでもないような不思議な味なんですわ。ただ胡椒のスパイシーさに加え、トマトなどの野菜の風味は感じます。名古屋ではどちらかといえば「働き盛りの男性リーマンがランチでガッツリ喰うときに選ぶ」みたいな印象が結構あり、実際に量がもの凄いお店が多いので要注意だぞ。この量で小盛りだからな!

 

その後はセントレアに戻り、フライトオブドリームズ見学で解散となりました。帰りも飛行機組は「プライオリティパス」で喰いまくって風呂にも入ったそうな。