へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

奥入瀬氷瀑リベンジの旅、その3:そうだったのね。十和田市現代美術館。

最近有名だよねココ。

 

「スマイルホテル十和田」は朝食付きプランでの予約でした。ロビー奥のエリアで用意されていますが、品数はなかなか豊富。

 

ラインアップはご飯食寄りですが、頼めばパンも出して貰えるようです。

 

せっかく十和田市まで来てるので、もうちょっと「観光」したいところ。最近ちょっとよく聞くようになった「十和田市現代美術館」へ行ってみます。開館は2008年と割と最近。特徴的な建物は西沢立衛の設計ですが、建築家ユニット「SANNA」の方じゃありませんか。SANNAとしてだけでなくソロ活動もされてるのね。

 

そもそも建物の外壁にも既に美術品があるじゃありませんか。青森出身の奈良美智の特徴的なイラストが目を惹きます。

 

エントランスホールのこの床面も美術品。イギリスの芸術家ジム・ランビーの手によるものです。

 

ここで一番有名な作品はコレかもしれません。オーストラリア出身の芸術家ロン・ミュエクの作品。こういう感じの妙に不気味で生々しくリアルな大型の人物像を多数発表しています。最初の展示室に入るといきなりコレがどーんと立ってるのでインパクトでかい。

 

印象に残ったのはこのハンス・オプ・デ・ベークの作品。殆ど明かりのない真っ暗な空間ですが、目が暗闇になれてると、ここがダイナーらしいことが解ります。窓の外には延々と続くように見える道路。なんか不思議な気持ちになります。

 

オノ・ヨーコの作品もありましたよ。

 

別棟にあったのがこのレアンドロ・エルリッヒの作品。床面に建物の壁面が設置され,その上には45度の角度で鏡が貼られています。この床面に立つと自分の姿が上野鏡に映り、あたかも建物の壁に立ってるように見えるようになってるんです。なかなか面白いやんコレ。現代美術ってなんかワケわからん感じもあるけど、いろいろ面白がるのもアートなのね、みたいな気づきをくれる面もあって侮れないなぁ、と。

 

敷地外にも美術品が街の所々に置かれています。美術館敷地と通りを挟んだ反対側にも数点展示されており、これは草間彌生

 

市の交流センターの壁面にも壁画がありますが、これも鈴木ヒラクの作品だとか。

 

市中心部のバスターミナル「十和田市まちなか交通広場」へ。隣接してマックやドラッグストアがありました。

 

ちゃんとした待合室があり、バスの運行状況を知らせるモニターも設置。

 

コインロッカーもありましたが、なんとコイン返却式で無料で使えます。スーツケースも入る大型サイズまでタダとは太っ腹。

 

では、バスで三沢駅まで戻りましょうか。

 

三沢駅着。

 

青い森鉄道で八戸まで向かいますが、やって来たのはJR大湊線直通の快速「しもきた」。三沢駅でもかなりの旅客が待っていたのに、既に満席の状態。なんか結構利用者多いの?

 

八戸に到着しましたが、ホームからコンコースへ上がるエスカレーターは1列でしか乗れない小型のもの。かなりの旅客が列車から降りてきたので、なかなか上がれない…。

 

東北新幹線はやぶさ」に乗り盛岡まで。「はやぶさ」は全席指定ですが、盛岡以北は特定特急券という自由席相当の特急券を販売しており、空席があれば座ってもいい、という扱いになっています。

 

盛岡での乗り換え時間で昼食にしました。盛岡名物、ということで冷麺で。駅構内には数軒、冷麺メインで提要しているお店があるのですが、地下の比較的わかりやすい場所にある「寿々苑」に行ってみました。

 

冷麺とご飯モノのセットメニューがいくつか用意されており、焼肉丼とのセットを選びました。冷麺はハーフサイズがデフォですが追加料金でフルサイズにできるので量的にも満足できます。

 

盛岡からは「こまち」で秋田まで移動。こちらも盛岡~秋田間は指定席特急券を買わなくても空席に座れる特定特急券があります。ただ結構混んでいて、空き席がほとんどない位の状況でしたけどね…。

 

車内では福田パンでおやつタイム。

 

昨日朝に出てきた秋田にまた戻ってきました。30分ほど時間があるのでお土産などを物色。

 

リムジンバスで秋田空港へ。確かに中部~秋田間はANAのセールでお安く確保できたけど、その先の移動で余計なカネかかってない?って気もしますが…。ただ中部からだと東北へは仙台か秋田しかフライトがなく、小牧まで広げても青森か花巻だけ。小牧から青森に飛んでもそこから十和田市まで行くのが面倒なのはそれほど変わらないから、まぁソンしてるわけではないと自分に言い聞かそう。

 

秋田空港に到着。特に預ける荷物もないのでチェックインカウンターは素通りです。あ、これから乗るのはオリエンタルエアブリッジの便ですが、チェックインはANAが代行してますよ。

 

秋田空港のショップ、ホントにお洒落になったなぁ。

 

クレジットカードラウンジも新装オープンしたようです。

 

ラウンジ内もなかなかいい感じで、出発ロビー越しですが滑走路が見渡せる大きな窓がありました。ドリンク類も和風出汁のスープなど,ちょっと拘ってる感あり。

 

保安検査を通過してゲートへ。

 

ゲートに設置されている改札機、最近導入が始まった各航空会社共用可能なタイプの様子。そういえば保安検査場に設置されていた搭乗券リーダーもソレだったようで、通常ANA利用だと出てくる「通過券」を貰いませんでした。ここを通過するときにも特に上の搭乗券などは渡されず。ANAの場合、ICカードでの搭乗が出来なくなって必ず何らかの形で便名や座席番号の記載された紙片か画面を提示する必要があるので、追加で何か印刷物を貰う必要はなくなってる筈。むしろヘンな紙が増えなくていいかも。

 

特に何事もなく定刻にセントレアに帰着です。