へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

4年ぶりのソウル食い倒れ、その1:DMZとサムギョプサル。

ほぼ4年ぶりのソウル、行ってきました。普段よく集まってる旅行関係の仲間内で「また海外で集まって遊びたいよねぇ」ということになり、まずはお手頃なソウルあたりで、となった次第。ただ、ソウル便って航空券の相場が割と高止まりしてる感があるんですよね…。セントレアにしても実はコロナ前よりも便数が多いくらいらしいんですけど、韓国からのインバウンド需要が凄いらしくて「安くしなくてもいい」ってトコなのかもしれません。以前は片道1万円台とかフツーだったところに「往復5万円」とか言われちゃうと「高っ!」って思っちゃうでしょ? そういはいっても最近はやっと「まぁ許したる」範囲のものも出回り始めた印象です。

 

金曜夕方のセントレアからの出発。

 

4階にある「ぼてぢゅう」はプライオリティパスで食事が出来るのですが、そのせいでいつ行っても大行列。この日は幸いにも誰も待っておらず、店内飲食ができる状況でした。

 

ミックスモダン焼きにから揚げ、どら焼きとドリンク1杯のセット。以前テイクアウトで食べましたが、やっぱりお店で食べる方が旨い気がするなぁ。

 

いざ出国。夕方なのでガラガラです。

 

セントレアグローバルラウンジにも寄っていきます。

 

ちょっと一杯いただいてみた。

 

今回のソウル行きは往復アシアナ航空の利用です。金曜夕方の便で行って月曜朝の便で帰国、というパターンです。「サプライズ!」の割引クーポン使って往復で4万円程度、フルサービスキャリアでANAにマイルも貯まることを考慮すればアリじゃないでしょうか。

 

機材はA321neoでした。機内はほぼ満席、ざっと見て8割は韓国人ってところかな。

 

アシアナ航空の凄いところは未だに日韓路線でホットミールの機内食が出てくるところ。トレーにこそ乗ってませんが、メインのボリュームは通常の機内食のソレです。

 

ボックスを開けるとカップの飲料水にロールパン、サイドのカニかま入りポテトサラダ。メインはチキンの味噌クリームソース、どれもちゃんと旨くて「普通」です。ドリンクはアルコール類は出てこなかったけど、もう出さないのかな?

 

ソウルには定刻着でしたが、入国審査では45分ほど待たされました。バゲージクレームに辿り着いたときには既に韓国人旅客はとっくに出てきた後で、ターンテーブルの脇に数個の荷物が寂しく残されていました。せっかくスタアラゴールドでプライオリティタグつけて貰っても何の意味もなかったというね…。

 

市内まではバスを利用。運賃は17000ウォンと日本円では2000円近く、随分高く感じてしまいます。

 

宿泊先は東横INNソウル東大門2です。相変わらず「どこに行っても同じ東横イン」という佇まいで、海外にいるとは思えないほど。さすが「水曜日のダウンタウン」で取り上げられただけのことはあるな。

 

www.himajinlife.com

 

今度は是非「目覚めたら海外の東横インだった」くらいやってほしいけど、さすがに「気がつかれないように国内から海外に連れて行く」のは無理かぁ。

 

ちょっとコンビニにでも、と東大門の街中まで。

 

ホテルの裏手に夜中12時近くなのに空いてる両替所が。しかもレートが結構よく、明洞の大使館前両替所みたいなトコといい勝負だったのには吃驚しました。

 

土曜は韓国と北朝鮮の境界線、DMZへ行く半日ツアーに参加しました。以前から板門店に行くツアーには何回か申し込んでみたのですが、毎回直前でツアーキャンセルになってしまい行けていません。しかも暫く前には参加者が勝手に境界線を越えちゃう事件が発生し、それ以来はツアー自体が催行されていないようです。でも近くくらいには行ってみたいぞ、と有志を募って8名ほどで参加してきたワケです。大型バスに日本語ツアーと英語ツアーが相乗りしてソウルを出発。

 

最初の訪問先は臨津閣平和ヌリ公園。

 

この付近の地図はこんな感じ。ここはイムジン河に面していますが、DMZ内ではなく韓国人が北朝鮮に最も近づける場所となっています。

 

ここからイムジン河を渡って対岸の米軍基地跡地に行けるゴンドラがあるのですが、残念ながらこのツアーでは乗る時間はありませんでした。それにしても一応は紛争地帯なのにこんなファニーなモン作るか?

 

ここには朝鮮戦争休戦時に交換された捕虜が通ったと言われる「自由の橋」がありますが、老朽化のため現在では立ち入り禁止です。この先はイムジン河を渡る鉄道橋があり、そこに繋がっています。

 

戦争で破壊された機関車が展示されていますが、この素性はよくわかりませんでした。他のところにあったものをここに移したようですが…。

 

慰安婦の像がこんなところに! 同じバスの英語ツアーのグループはここで何か説明を受けていましたが、日本語ツアーの我々の一団は何もないかのようにスルー…。なお、ここには北朝鮮の紙幣や貨幣を売っているショップもあり、もの凄く欲しくなりましたがお値段がそこそこ高く我慢しました。

 

統一大橋を渡るといよいよDMZに突入、検問では兵隊によるパスポートチェックもあってちょっと物々しい雰囲気になります。暫く進むと都羅展望台に到着です。

 

ここまで来ると北朝鮮との境界線はすぐそこ。展望台からは北朝鮮がナマで見れます。

 

高い塔の上に北朝鮮と韓国の旗が掲げられているのはそれぞれ「村」があるところなんだとか。

 

北朝鮮側に見える大きそうな街は開城、高麗の王都だったこともあるところ。南北融和の象徴として韓国側企業が進出して工業団地も作られましたが、2016年に操業停止になっています。展望台には倍率が高くよく見える望遠鏡が多数用意されており、歩いてる人が判別できるほど。

 

続いて第3トンネル。北朝鮮は停戦後も韓国への侵攻のため秘密裏に地下トンネルを掘っており、こちらは3番目に見つかったものです。現在、第4トンネルまで発見されているんだそうで…。まずはこちらでDMZに関する短いビデオを見せられるんですが、ある意味「国連軍のプロパガンダ施設」みたいな位置づけなのか「北朝鮮がいかにヒドいことしてきたか」「国連軍がそれにいかに立ち向かったか」みたいなノリの内容。また韓国側の国連軍には20カ国以上が参加しており「名も知らぬような国のために立ち上がった世界中の若者の犠牲により…」みたいなナレーションには若干複雑な思いがしました。国連軍だけで36万人の犠牲者が出ていますが、日本は派兵はしていません(掃海などでの協力はあり、ここで犠牲者は出てますけど)。今や世界一の自動車メーカーとなったトヨタ朝鮮戦争勃発の前年である1949年末には倒産の危機を迎えており、日銀介入の協調融資によってなんとか生き延びた状態だったところ、朝鮮戦争特需で業績を急回復させます。もし朝鮮戦争が起きていなければ日本の経済復興も思うように進んでいなかった可能性もあるのだよなぁ、みたいなことを考えたりして。

 

そのほか展示コーナーもあります。これは板門店の模型。

 

北朝鮮がトンネルを掘る様子のジオラマ。見つかったときに「石炭掘ってただけ」と言い訳できるように石炭を壁面になすりつけていたりとかしていたそうな。

 

で、こちらがトンネル入口。

 

トンネル内は撮影禁止。荷物はスマホも含めて全てロッカーに預けてトンネルに入るように指示されます。内部はかなり狭いため、ヘルメットが用意されていてコレを被って入場です。トンネルまでは350mほどの坂道を上り下りするかトロッコに乗るかして行くんですが、ツアー申込みの際に選ぶ必要があり、ここまで来て「歩くのイヤだからトロッコ乗せろ」と言っても無駄です。歩きたくない人は「トロッコに乗る」ツアーを選びましょう! トンネル内は250mくらい進めますが、境界線まで200mというところまで行けます。あとはただ戻るだけですけどね…。それにしてもよくこんなトンネル掘ったな、という感じです。

 

最後にDMZ内にある「自由の村」のショップに立ち寄りました。

 

DMZで栽培されたお米とか売ってる…。

 

カフェではここで採れた大豆を使ったソフトクリームがあったので頂いてみました。

 

昼過ぎにソウルに帰還。遅い昼食は「ユッケチャメ」で。

 

日本ではほぼお目にかかれなくなったユッケとレバ刺しを注文。

 

タコの躍り食い、サンナッチも試してみます。テーブルに運ばれてきた段階でもまだウネウネ元気に動いてたよ…。

 

もうちょっとイケる?と梯子。ミシュランにも掲載されたという「プチョンユッケ」へ移動です。

 

ここでは一人1品オーダーが必要とのことで、ユッケビビンバをオーダーします。ご飯を入れて混ぜて食べるのですが、普通サイズでもユッケの量がかなり多い。ただ野菜も多いので意外とあっさり喰えちゃうもんですね。

 

レバ刺しはこちらでも頼んでみました。ユッケチャメも旨かったけど、こちらのほうがちょっと上かな?

 

夕食はサムギョプサルのお店「マッチャンドゥル ソグムグイ」に集合。結局、10名以上が集まっての大宴会となりました。

 

お店に入ると豚肉の並んだ冷蔵ショーケースが目を引きます。

 

テーブルに着くと調味料や副菜などがガンガン並び…。

 

お肉もやってきました。

 

お肉をお店の人がちゃんとイイ塩梅に焼いてくれます。チェーン店のようですがかなり地元民に人気のお店らしく、確かに旨い肉でしたね。値段もそれほど高くない感じ。

 

そのあとは近くのカフェに河岸を移します。

 

結局夜11時のカフェ閉店までみんなで粘っちゃった由。