北海道へ流氷を見に行ってきます。
早朝のセントレアから出発です。最近セントレアでは「空旅リサーチ」というアンケートを国内線出発旅客に対して実施中。なんとコレ、回答するとお好きなドリンクが1本貰えちゃうと言う太っ腹企画なんですよ。ゲートエリアには売店が「ANA FESTA」と「BLUE SKY」がありますが、回答後に出てくるQRコードを見せればOK。350円までの商品が対象なんでビールとかまでイケちゃうぞ。この日は缶コーヒー貰いました。
搭乗したのはPeachの朝イチの新千歳行き。座席指定はしていなかったのですが、バッチリ中央席に突っ込まれました。今までの印象だと、ジェットスター・ジャパンは事前指定がなくても割と窓側や通路側が出てくることがあるけど、Peachはほぼ確実に真ん中にアサインされる、って気がします。まぁこの日はほぼ満席といった感じではあったんですけどね。
順調に新千歳に到着です。
ちょっと時間があったので、「美瑛選果」を覗いてみます。こちらは「まめぱん」「コーンぱん」が人気のお店ですが、「まめぱん」は朝焼いた分しかないので当然この時間では既に売り切れ。「コーンぱん」は何回か出てきますが、このときは直前の回の販売が終わったばかりで、次の回もちょっと先。入手は諦めました。それにしても最近、いろいろ話題?の花畑牧場もコーンパンを売り出しているんですね…商魂逞しくて凄い。
新千歳空港からは、まずは快速「エアポート」で一駅先の南千歳まで向かいます。今回利用したきっぷは「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」。2020年の夏にも販売され、その年の9月に使わせて貰いましたが、それが昨年の秋から再販されたんです。このきっぷ、道内を6日間乗り放題で1万2千円と激安なんですが、道内でしか販売せず、しかも前日までに購入しなきゃいけません。今回は「たまたま」1月に「サッポロ冬割」で北海道まで来ていたので、その時に購入しておきました。ついでに言えばこのきっぷ、本来は2万4千円のものを北海道庁の補助金が半額分入って1万2千円で売られているため、1月末に北海道が「まん延防止等重点措置」適用になったことから、道から販売停止の指示が出てしまいました。既に販売済みのものは有効ということで、販売中止前に買ったものを活用させてもらった次第。
ここで石勝線経由の特急「とかち」に乗り換え、帯広へと向かいます。
帯広到着は午後1時過ぎ。お昼ご飯はカレーの「インデアン」と迷いつつ、久々に豚丼の「ぱんちょう」に行ってみることにしました。今では豚丼といえば帯広のグルメとして有名でしたが、昔はまだ「知る人ぞ知る」といった感じだった記憶が。その時代から、帯広駅前という便利なロケーションの「ぱんちょう」は有名店でした。看板に輝く「元祖」の文字が素敵。
やっぱり、安定の旨さですな。
帯広駅に戻り、池田行きの普通列車に。車両は北海道内の各地で活躍してきたキハ40です。ただ老朽化が進み、最近では新しいH100系への置き換えがどんどん進んでいます。根室本線も普通列車は基本的にキハ40が使われているんですが、この3月のダイヤ改正でH100系への置き換えが決定しました。そこで、ちょっと乗っておこうと思ったわけです。
車内はドア付近がロングシート、中央にはボックスシートが並ぶレイアウト。
「国鉄」のムードがそのまま残る佇まいがいいよね。こういう車両、ホントにどんどん無くなっていってるなぁ。
30分ほどの短い時間でしたが、昔ながらのディーゼルカーの乗り心地を堪能して池田に到着しました。
池田といえば「ワインの町」、駅前にはワインっぽいオブジェが。
タクシーまで「ワインタクシー」ですよ。
駅の裏手の丘の上に建つのがワイン城。十勝ワインは池田町の町営事業で、ここがその拠点になります。その手前にあるのがDCTgarden IKEDAですが、要はドリカムの資料館みたいなものですが、吉田美和が池田町の出身ということからできたんですね。駅からは歩いて15分ほどかかるようだし、雪道で足下のコンディションも微妙だったため、今回は訪問を断念。
駅前にはレストラン「よねくら」があります。名物のお土産「バナナまんじゅう」、それと駅弁「ステーキ弁当」で有名なお店です。ステーキ弁当は駅で常時販売しているわけではなく、電話で注文すると乗車している列車まで届けてくれるスタイルでしたが、今でもやってくれてるのかな? この日は定休日でした。
特急「おおぞら」で帯広へ戻ります。
帯広では六花亭本店へ。喫茶室で一休みです。
ここ限定のケーキ「帯広の森」とコーヒーを戴きました。コーヒーはお替わりOKなんですね。
で、今日のお宿「北海道ホテル」に到着です。
暖かみのある内装のロビーでチェックインを済ませます。
予約はシングルで取っていたのですが、広めのツインルームがアサインされました。
部屋の一角にテレビや冷蔵庫、ポットなどが纏められています。
バスルームも綺麗。ただ、このお風呂を使う機会があまりないんですけどね…このホテルだと。
部屋に落ち着いてからちょっとお出かけ。このホテル、歩いて5分ほどのところにイオンモールがあるので意外と便利です。帯広駅方面からイオン帯広まで来るバスの本数も少なくないし。
ここのイオン、テナントとして帯広を代表するお菓子屋さん「六花亭」と「柳月」が並んで入ってるのが地味に凄い。どちらも洋菓子の生ケーキを豊富に取りそろえてます。
ホテルに戻って温泉へ。十勝エリアはモール泉の温泉が湧いていますが、ここ「北海道ホテル」もモール泉の温泉大浴場が完備。広い内湯に加え露天風呂まで楽しめます。またサウナも評判がいいらしく、確かに温度も高くキリッとする感じではありました。
今回は1泊2食付きのプランで予約していました。帯広といえば元屋台村のフレンチ「マリヨンヌ」に行きたくもあったのですが、「まん防」のため夜8時までの時短営業でアルコール提供もないとのことで見送りにしてしまったのでした。まぁ「北海道ホテル」のレストラン「バードウォッチカフェ」も評判は高く、一度はディナーを、とは思ってましたしね。
雪景色の庭を見渡せる窓際の席に案内されました。
本日のメニューはこちら。ちょっとグレードアップした内容になってます。
飲み物は最初に十勝ワインの「北海道産ビンテージ」の白で。
最初の一皿は生ハム。
前菜は「つぶ貝のマリネ」「イカと青菜のタプナード和え」「ピスタチオとクルミのクリームチーズとパテ」の3品でした。
ここでパンも登場。道産小麦100%だそうで。ちゃんとホテル内で焼いてるようで、かなり旨かったです。
お次は「カリフラワーのクリームスープとホタテ貝のソテー」です。スープの中に帆立がゴロゴロ入ってました。
魚料理は「本日のお魚とオマール海老のソテー」、魚は鯛でした。
口直しのソルベは柚でした。
2杯目は「北海道産ビンテージ」の赤でいきます。
お肉は「道産牛フィレ肉のステーキ」。まぁとろけるお肉でした。
最後にデザートを戴いてディナー終了です。さすがホテルダイニング、安定した旨さでございました。
ロビーのカフェは夜と朝は宿泊者向けのラウンジとして解放され、コーヒーなどを無料で頂くことができます。
ラウンジからテイクアウトしたコーヒーと、先ほどイオンの六花亭で買ってきたケーキをお部屋で。このケーキ、これで300円程度とお買い得です。
朝食も「バードウォッチカフェ」での提供です。
こちらの朝食はセットメニューですが、「洋食」と「和食」に加え「スープカレー」も選べるんです。今回はスープカレーをオーダーしました。
最初にサラダや小鉢類が搭乗。
こちらがメインのスープカレーになります。朝ご飯用ということでかなりマイルドな優しい味付けですが、それでもしっかり「カレー」なのが凄い。野菜もどっさり入った具だくさんで、ご飯のお替わりは必須ですね。なお、ドリンク類はドリンクバー形式で自分で持ってくるスタイルでした。
朝食後、ちょっとだけ庭園を散策。「シマエナガがいます」との案内が出ていたんですが、あっホントにいるじゃん!
朝9時前にチェックアウト。バスで帯広駅へ向かいました。